制作日記~Kaoru Mizuki

2018 06
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「オーフィアス組曲」
音楽と文章からなる作品、預言物語「オーフィアス組曲」を制作中です。キャラクター(動物たち)が現実と幻想の世界(生と死)を行き来します。キャラクターを通して、生きることの意味を追求するストーリーです。

生きることに意味はあるのでしょうか?みなさんはどうお考えになるでしょう?生きることに意味づけする必要があるかどうかは、私にはわかりません。

人の思いとは別に、自然は采配をふるい、喜びや悲しみをつれてくる。不条理な結果であっても、条理につながることすらある。人にとっては畏怖であっても、自然にとっては無為なること。生きとし生けるもの全ては、自然の流れにそっている。

このように無力で、無知なる存在のひとつが、われわれ人間であるのです。

登場するキャラクターは全て動物であり、擬人化されております。擬人化の意味がわからないと以前ご質問を受けたことがありますが、それは2009年に亡くなったあるぬいぐるみ作家の存在があります。彼女、故宮島登志子さんは才能溢れる作家で、これから独自の作品を作ろうとなさっていた矢先に、53歳の若さで亡くなりました。彼女が若いときに制作したうさぎたち、また死の直前、水のみで生き、痛み止めを打ちながら作った猫たち。彼、彼女らに息を吹き込み、生き物にすることで、亡くなった登志子さんの思いをつないでいけたらと、思いました。

彼女が亡くなる二ヶ月前、お電話で一度だけお話しました。「私はもう長くはありません。猫さんはいりませんか?生みの親より育ての親と言いますから。」などと話されておりました。

上記のような出来事を礎として、創作に着手しましたのが2011年。2013年〜2017年秋までは、創作活動を休止せざるを得ない困難が幾度となく、起きました。しかし偶然の成り行きにより、2017年末、創作復帰のきっかけを得ました。

現在は2018年5月。約7年にわたって積み上げたさまざまなモノを、お披露目するべく、具体的に進めている最中です。過去に幾度となく、このサイトで「今年は出しますよ ・・・・・」とつぶやいておりましたが、どうしても叶わず、このまま創作から遠ざかっていくのではと、覚悟していた時期もございました。

やはり、努力しようとしても、足掻いたとしても、「時」が味方しなければ遅々として進まないことを、実感しております。

今年は1章の「春雷」の楽曲を形(譜面や音)にし、外に出していきます。(過去には6章全てを一気に出そうとして、思い悩んでおりましたが、今後は章ごとに、ゆるやかなペースで出していきます。)お披露目の際には、記事としてアップいたします。



今後ともよろしくお願いいたします。

























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バッハ風の曲をAIが作曲
ということで、聴いてみました。解説には著しくバッハに似ているので、AIが作ろうが、バッハが作ろうが変わらない。作曲など、難しいと言われていたクリエイティブな分野でも、AIが幅をきかせるだろう、といったことがありました。

しかし・・・それは音楽の上っ面をなでただけの人が思うこと。実際、AI作曲、バッハ風賛美歌の譜面をみたところ、内声などはあり得ない動きをしていました。

他に、バッハの作曲かAIの作曲家?当ててみろよ!というサイトがありましたので、聞いてみました。普通に作曲を勉強した方ならば、100%当てられると思います。著しく不自然という部分、音が濁っている部分がありました。これを間違えるようではいけませんね!

コンピュータの自動演奏なので聞きづらいのですが、わかります。

2018年4月には、AIの音楽ソフトが出たようです。これは作曲の仕事で、時間が足らなくなったときに使うために作られたとか?いわゆるやっつけ仕事には向いているのかもしれません。

AIとは全く別のお話。私の嫌いだった女性歌手、ロシア出身のアンナ=ネトレプコ。彼女の歌を何気なく聴いてみました。ウィーンフィルハーモニカーの伴奏でしたが、以前よりすごくよくなってました。私は歌のテクニックの細かいところまではわかりませんけれど、一聴して、この彼女はバカテクの持ち主じゃないかと思いました。

無理なく声が出ていることがわかります。それは身体が頑丈になったせいもあるかも。以前は痩せておられましたが、お子さんができてからというもの、太られました。それが良い方向に作用しています。身体全体が大ホールになったような、印象です。

ギルゲエフさんの指揮でした。この方もあまり好きじゃなかったのですけれど・・・・今回はよかったです。でも全面的に受け入れられるか?と言われれば、Noですね。

それから・・・最後に私の創作の話題。お披露目に関しては、ほんの少し前にすすみました。これとは別に手直し続行中です。今年は何もかもが順調に進んでいます。昨年までとは打って変わり、時の流れがもつれることがなくなってきたと感じます。規則正しい生活に戻れるよう、就寝時間を早めにすることが課題です。


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AI、その他
前回の記事の、微分音の件。シンセの場合は、ピッチベンドを使うことにより、簡単に微分音を作り出すことができます。四分音ならば、半音=8191にコントロールチェンジで設定して、4つに割れば簡単に音は出ます。ギターならばチョーキング、グリッサンドなど、微分音を使う場面は多々ありますね。

シンセの音源ならば、ピッチベンドやコントロールチェンジで解決できると思いますが、しかし。手間がかかります。生音をとりこんだ場合は、ピッチベンドが作用しませんので、特別なソフトが必要になるのです。

次にAIのこと。私は最近まで興味はありませんでした。しかし、ネットや新聞紙上には、創作分野にまで入り込んできていていることが書かれています。今の段階では、何々風といった曲がお手の物??のようです。すでにAIの曲を無料で落とせるサイトも出てきていると、知りました。

将来、作詞でも作曲でも、お仕事の分野では、AIが活用されていくと思います。スピードが早く、人間を使うより安ければ、活用する方も多くなっていくかもしれません。音楽は添え物である分野、また音楽重視ではない人々にとっては、多用されるのではないでしょうか?

今のところAIの能力は、二つを同時にやることはできないようです。将棋なら将棋のみ、作詞なら作詞といった、一つのジャンルにおいての能力です。

私はAIを知る少し前から、なんとなく、音楽のみでやっていくことは難しくなるのではないか?と感じていました。音楽と何か・・・例えば物理学や医学などの学問、カウンセリングなどの素材を、音と結びつけた作品が盛んになるやもしれんとひらめいたことがあるのです。(AIは一つのジャンルでのみ力を発揮するならば、2つのジャンルを結びつけた作品なら、真似はできないのではないか?と、最近になって考え直しました。私の直感はAIとは別のところからきたものです。偶然の一致なのでしょう。)

まぁ、単なるひらめきですから、現実になるかどうかはわかりません・・・

しかし、AIの記事があちこちに出てくるようになりますと、もしかしたら???とも思うのです。みなさんはどうお考えでしょうか?

追記:AI作曲のポップスを聴いてみました。普通の曲もありますし、人の曲をつなぎ合わせて作ったことが露呈している曲もありました。今の段階では、ぎごちないという印象です。AIを使う人の感覚一つなんでしょうね。私もできれば、使う方に回ってみたいです。






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FalconとかKontaktなど
微分音、ノイズ的な音などを音源を使って出そうとする場合、どうしたらよいか?勉強中です。
現在手直し中の部分には、以前から必要だと考えていましたが、時間的にも精神的にも余裕がなくて、進めることができませんでした。

今になってやっと、腰をおちつけて挑戦しようと思える環境を得つつあります。

得つつ?? 曖昧な言葉であるのは、老母の介護があり、多少は忙しい面があるからです。多少は忙しいのですけれど、こちらの後半部分(こちらをクリック)のような出来事からは卒業し、自分の時間をもつことができるようになっています。

最近は音源を触ることもなくなっていました。Falconのサイトでデモを聴きながら、学生時代に初めて、単音のみのアナログシンセを触った興奮が蘇ってくるのを感じることができました。

おもしろい!! この一言に尽きます。

上記の苦しかった時代には、苦しいなりに音源集めをしておりました。その一部を役立てることになります。音源と生楽器との連携ができれば、思うような効果が得られるかもしれません。今までの勉強不足を取り戻しつつ、作品を前に出すために、新たな現実的手法をとること、考えております。










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カツァリスさんのピアノ
2018年秋の東京での演奏会を聴きに行きます。今から非常に楽しみです。わたしは最近まで彼の演奏を聴いたことがありませんでしたが、お名前だけは伺っておりました。youtubeで拝聴させていただき、今の自分にも大いなる影響を与えてくれそうだと思いました。

シフラ コンクールで優勝されています。シフラ の実力は、日本では認められていなかったようです。それは、日本の評論家が欧米の批評を鵜呑みにして、自分の耳で判断できる人が少なかったからではないかと思います。彼だけではなく、東欧のモラヴェッツ も、わたしは一流だと思っていましたのに、よくわからない評論家が良くない評価を下しておりました。

評論家全員が音楽がわからないわけではないと思いますが、アテにはしないほうがよいでしょうね。カツァリス氏についても、よくわからない批評をしている方がいました。

カツァリスさん、即興演奏がお得意です。さくらさくらを、ご自身でアレンジして演奏しておられます。この演奏、極めて日本的で、驚きました。大抵欧米人の演奏は、外国訛りが強くて、大げさ過ぎて笑ってしまうのですけれど、カツァリス さんはなぜか?日本流です。このアレンジ、雅楽風にも聞こえて、かつクールなタッチでいい感じです。

ラフマニノフの即興演奏もさらっと弾いていて、お茶でもお酒でも飲みながら聴きたくなるような、気楽なスタイルです。

カツァリス さんが若かりし頃は、ベートーベンのシンフォニーをピアノソロ用にアレンジして、録音なさっていました。レコード会社がつぶれてしまったのか、今やネットでダウンロードという形になっているようです。ご自身で、自主制作CDを出されているようです。それは偶然にも、クライバー氏の過去の録音を探しているときに、見つけました。

入手困難なものもありますが、レアな録音があれば手に入れたいと思っています。

カツァリスさんの2018年の築地での演奏会は、フランスの作曲家を中心に構成されているとのことでした。とても興味深いです。今の私には、彼の演奏が多大なる影響を与えてくれるとひらめきました。

ところで・・・クライバー氏のトリスタンとイゾルデ(グラモフォンのCD)イゾルデ役にモーツアルト歌いのマーガレット=プライスを起用した理由、深淵の世界をダイレクトに伝えるのではなく、逆の形をとることによって、伝えたかったのかもしれないと私は思っています。

バイロイトでの録音も頼んでいる途中ですので、聴き比べてみたいと思っています。




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