制作日記~Kaoru Mizuki

2017 08
07 ← 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 → 09
「オーフィアス組曲」
音楽と文章からなる作品「オーフィアス組曲」を制作中です。キャラクター(動物たち)が現実と幻想の世界(生と死)を行き来します。キャラクターを通して、生きることの意味を追求するストーリーです。

生きることに意味はあるのでしょうか?みなさんはどうお考えになるでしょう?生きることに意味づけする必要があるかどうかは、私にはわかりません。

人の思いとは別に、自然は采配をふるい、喜びや悲しみをつれてくる。不条理な結果であっても、条理につながることすらある。人にとっては畏怖であっても、自然にとっては無為なること。生きとし生けるもの全ては、自然の流れにそっている。

このように無力で、無知なる存在のひとつが、われわれ人間であるのです。

登場するキャラクターは全て動物です。擬人化されております。擬人化の意味がわからないと以前ご質問を受けたことがありますが、それは2009年に亡くなったあるぬいぐるみ作家の存在があります。彼女、故宮島登志子さんは才能溢れる作家で、これから独自の作品を作ろうとなさっていた矢先に、53歳の若さで亡くなりました。彼女が若いときに制作したうさぎたち、また、死の直前、水のみで生き、痛み止めを打ちながら作った猫たち。彼、彼女らに息を吹き込み、生き物にすることで、亡くなった登志子さんの思いをつないでいけたらと、思いました。

彼女が亡くなる二ヶ月前、お電話で一度だけお話しました。「私はもう長くはありません。猫さんはいりませんか?生みの親より育ての親と言いますから。」などと話されたことをよく覚えています。

私は育ての親なのですから、彼、彼女たちを世に出す手はずを整えなければならないと思っていました。しかし、意気込みとはうらはらに、時間だけが経っていきました。(作品作りを始めたのが2010年、一旦ゼロに戻したのが、2013年。)

2013年暮れには音楽主流、文章主流の2シーンに分け、音楽主流の部分では不必要な説明を省き、聴く人の想像力にゆだねるように展開しつつありました。2014年5月下旬より、いよいよ本格的に曲作りに入りました。当初は打ち込みを多く使う予定でしたが、ピアノを主体とすることにしました。

2015年7月。一番の大作、オーフィアスバリエーションのスケッチが終了し、仕上げの段階に入りました。

2015年暮れには、オーフィアスバリエーションの後半1/3を仕上げ、2016年1月には、2011年に作曲したピアノとポエトリーリーディングのための「Addictus」を一部修正し、完成。2016年3月中旬現在、オーフィアスバリエーションの頭から、残り全ての仕上げに入っています。.

2017年6月、さまざまな事柄が落ち着き、ようやくゆったりとした時間がとれるようになりました。今後は、年内目指して、走ります。

ここには、6年以上も訪れ続けてくださっている方もいて、感謝しております。できることなら今後も懲りずに見守っていただければと、思っております。どうぞよろしくお願いします。















スポンサーサイト
 オーフィアス組曲 コメント(0)
環境を整える
環境を整えています。ようやく昨日は、カーテンを注文に行ってきました。ブラインドからカーテンに変えたほうが、環境面で手間がかからないと考えました。ブラインドは掃除に手間がかかりますし、洗えません。カーテンを今のうちにつけるのは、初めてですので、多少は新鮮な気持ちになっています。

エアコンも10月に付け替えます。今はエアコンは使用しておりません。うちは高台にあり、隣が公園ですので、よほど気温が高くならない限り、扇風機だけで十分です。ただ、雨が降ったり、窓を開けられない時に困るので、付け替えることにしました。

お昼くらいまでは、扇風機なしでも良い時もあります。猫は涼しいところにくるといいますが、その通りです。ほぼ毎日午後になるとやってきては、家で昼寝をしている猫がいます。野良猫ですが、ベランダに私が近づいて行っても逃げないほど、寝入っています。(今もベランダで寝ています。)

都内はここのところ気温が低いので、朝になると寒いと感じるときもあるくらいです。立秋という季節を如実に感じます。

他には、コンピュータの件。コンピュータではなく、padを買うことにしました。今後演奏をすることを考えると、13インチくらいの画面で見られればいいかと思ったのです。譜面の手書き入力ならば、ワコムのintuosをつなぐこともできるのですが・・・正面の画面をみて、手元をみるのは慣れるまで大変だと思いました。

ちなみに、ソフトはnotion6です。6のバージョンから、手書き入力がコンピュータでもできるようになりました。以前にも試すつもりで、カワイのタッチノーテーションを落としましたが、私はめんどくさくて使えなかったです。五線紙に鉛筆で書くように、書いていきたかったのですが、そういうわけにはいかないんですね。

ipad proにして、notionを使い、外でも暇な時間にある程度まで入力しておいて、コンピュータで最終確認するのも良いと思った次第です。加えて、スタジオ1だったか?、音楽ソフトを拡張して、特殊な音も使えるようにしようと企んでおります。今は、音を出すことを、第一の目的にしていますので、みなさんが使っておられるフィナーレなどは、私には必要ないことに気づきました。

notionも相当なレベルまで譜面を作っていけますが、できないこともあります。それはそれ、鉛筆の譜面で何も不自由ありません。

ipad proとmacbook proを同期させるアプリも使用予定。

重量、使い勝手、何が必要かと考えると、今はコンピュータよりpad。そして多重録音のできるPCMレコーダーであることに気づきました。

ごちゃごちゃと考え、毎日ネットで調べて、このような結論に達しました。

ところで、オペラの話。バラの騎士の公演が冬に行われます。どうしようか悩みましたが、中止。それはある先生が、オペラ鑑賞にいって、いやな思いをしたことを書いておられたからです。それは私も同様に感じます。最近の音楽会は、以前には来なかったような層が多いように思います。

マナーにはそれほど拘るわけではない私でも、指定席で聴きづらい思いをして、数時間我慢をするには、年をくったせいで、体力を消耗することになりかねないと思います。自由席ならあちこちに移動できますが・・・

おそらくですが・・・チケットを出演者がもたされて、いろんな人に買ってもらい、全く音楽には興味のない方々も動員されているのではないかとも感じます。そういう方々が多いと、集中できなくなり、高いお金を払って聴きにいく価値がなくなると思いました。

悩んだのですが、DVDで勉強することにしました。>クライバー氏の名演。これなら、何度もみられます。youtubeにもありましたが、音が小さいところもあり、購入することにしました。

でも・・・オペラなぞは、DVDでも十分じゃないかとも思ってます。安い席でよくみえないより、家でくつろぎながら鑑賞するほうがいいのではないかとも感じるようになりました。これも年のせいでしょうか?

ごちゃごちゃと考え抜くのが癖になってしまいました。




 その他 コメント(0)
オリオン「ハンター」
以前の記事で、サーリアホさんの「オリオン」について記しました。3曲目の「ハンター」については、後回しにしましたので、再度拝聴してみました。

第一印象--喰うか喰われるか です。

最初の木琴の音列を軸として、同音連打、その他のモティーフ、伸びる音(単に伸ばしているのではなく、印象づけるために、拍で区切って表情づけしているように聴こえる)などを、音群として、音色を巧みに変えて、繰り返していく。

この伸びる音が大切。これは星の呼吸のように感じました。だから、拍で区切って、表情付けしているのでしょうか?

最終には、この星の呼吸は小刻みになり、一本の線になり、途切れてしまいます。(ここで星が死ぬんですね?)

冒頭の木琴の音列は、星の大群のようにも聞こえます。星の大群が手を変え、品を変え、一個の星を襲うというように、聞こえました。

古典の時代には、調性を変えることにより、曲の色付けを変えていたことを、音色の変化により、表現しているのではないかと思います。このような曲はたくさんありますが、よく理解できる曲は少ないように感じます。

サーリアホさんの曲は、言葉がなくても、音そのものにセリフがあるような印象を受け、訴えかけてくるものが、強い・・・直球勝負って感じです。言葉のない、オペラのように感じます。

人によっては、全く違う風景にみるでしょう。私は上のようなイメージでとらえました。他の曲も聴いてるのですが、ここのところの酷暑で、パソコンの熱にやられて、なかなか集中して聴いたり、書いたりすることができませんでした。

しかし、立秋も過ぎましたので、短文にはなると思いますが、書いていきたいと思います。

私の作曲(オーフィアスバリエーション)のほうは、ようやくこれで筆をもってもいいかと、確信がもてるところまできました。とはいいましても、この曲の1/3くらいまでですが・・・ (現代的作品ではありませんが、サーリアホさんの影響は大いに受けています。)

他には、古典対位法を再度勉強し直そうと思っています。一般の対位法だけでは不十分だと以前から思い、数年前に始めようとしたところ・・・雑事と生活に追われて、なかなか落ち着いて本を広げることができませんでした。ようやく、時間がとれるようになってきましたので、こちらについても、書いていきたいと思います。


 楽曲分析と演奏 コメント(0)
エマールの演奏会
2017年はピアニストのエマール氏が来日されます。メシアンの演奏ではおなじみの方です。私も、彼のCDを一枚もっております。人間シーケンサーともいえるほどの精緻な演奏です。

今年は12/6にオペラシティで、メシアンの「24のまなざし」全曲の演奏会です。非常に期待しております。このチケットは最近手に入れたのですが、一般的にはあまりなじみのない曲目であるせいか、チケットが余っておりました。

私は空いていたほうがゆったりできていいなぁと思うので、いいのですけれどね・・・

数年前とは違い、ようやく演奏会に足を運んだり、お勉強する暇もでてきました。数年前は、何をやるにも暇がなかったです。そんな中で、曲を書くことは難しいものがありましたが・・・今は依頼された仕事を片付けながらも、オーフィアスのヴィジョンを組み立てております。

成長したのか、年をくったのかわかりませんが・・以前のままであれば、駄作であっただろうと思います。リテイクして良かったと思っています。このことからも、時が最も大切と実感しております。いつでもできるわけではない、各々に用意された時があり、その時をつかみ、行動することによって、道が開けるのではないか?と考えるようになりました。

また、数年前時間がなさすぎて焦っていたころ、気づかなかったことも見えてきました。今は「なぜあのときこんなに簡単なことに気づかなかったのだろう!」と自分に対して呆れています。

引き出しをふやす事って大切です。多くの材料をみて自分なりに解釈し、必要なエッセンスを受け取り、自分の創作に生かしていく・・・このような作業は「個人の(自分の)統計学」に近いものなのだそうです。要するに、引き出しをふやして、過去の経験を通して(手法を使って)組み立てていく作業です。

以前は雑務に追われすぎて、「引き出しをふやす作業」を怠っていたため、堂々巡りに陥っていたと感じました。引き出しを増やせなければ、自分の中だけで解決しようと思い、堂々巡りになるのです。

加えて、環境の整備に入りました。7月から考えていたことを実行にうつしている最中です。どういうわけか、このように考えると、電気製品が壊れたりします。すでに、扇風機、炊飯器が壊れて、リニューアルしました。パソコンも新しいのに代え、ブラインド→カーテンに、エアコンの取り替えなど、お金が出ていきます。

環境を整備したほうが、効率的であると考えましたので、年貢の納め時と意識して、実行中です。









 ピアノ コメント(0)
音楽のレッスン
HPの改造も進めており、ようやく音楽のレッスンこちらをクリックのページを作りました。 

楽曲がわかる、聴く耳がある、初めての曲であってもご自分の解釈で演奏できる・・・このような方々が育ってくれればいいな、と以前から考えておりました。

というのは、演奏を手がけておられる方は特に、演奏技術のみならず、楽曲の理解が必要ではないかということです。上にも記しましたように、新曲をご自身の手で演奏する必要があるとき、どう演奏していいかわからないのでは困ります。

このような面で、今より進歩させたい方。

また指導者の方でも、曲が理解できず困っておられる方、お手伝いができればと考えております。

ほかには・・・音楽愛好家の方。非常に耳の良い方、想像力に富んだ方はもう一歩ふみこんで、良いものと悪いものとの線引きが出来るようになれば、楽しいのではないかな?ということです。

「人がいい」と言っているから
「専門家が良い」と新聞に書いていたから
などなど・・・


他人の意見に惑わされず、ご自身の耳と感覚を磨いていただくことにより、新たな方向に進めると確信しております。
あちこちを拝見しておりまして、「人」の感覚に惑わされている方が多いと感じます。もちろん、確かな耳をお持ちの方もいらっしゃいますが・・・

自信がもてるようになるには、わかるという実績を積み重ねていくよりほかに、方法はありません。ただ、以前から感じていたことですが、和声や対位法を教科書を使ってやっていっても、挫折する方がほとんどでした。古典の名曲を分析し、演奏や創作、または指導につなげていったほうが、意味があるのではないかという思いもあったのです。

そんなわけで、この機を狙い(私も年をとりましたので・・・)レッスンを企画してみたいと思った次第です。ご興味がおありになりましたら、一度サイトをのぞいていただき、ご質問はメイルか電話でお願いいたします。








 お知らせ コメント(0)