制作日記~Kaoru Mizuki

2018 05
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「オーフィアス組曲」
音楽と文章からなる作品、預言物語「オーフィアス組曲」を制作中です。キャラクター(動物たち)が現実と幻想の世界(生と死)を行き来します。キャラクターを通して、生きることの意味を追求するストーリーです。

生きることに意味はあるのでしょうか?みなさんはどうお考えになるでしょう?生きることに意味づけする必要があるかどうかは、私にはわかりません。

人の思いとは別に、自然は采配をふるい、喜びや悲しみをつれてくる。不条理な結果であっても、条理につながることすらある。人にとっては畏怖であっても、自然にとっては無為なること。生きとし生けるもの全ては、自然の流れにそっている。

このように無力で、無知なる存在のひとつが、われわれ人間であるのです。

登場するキャラクターは全て動物であり、擬人化されております。擬人化の意味がわからないと以前ご質問を受けたことがありますが、それは2009年に亡くなったあるぬいぐるみ作家の存在があります。彼女、故宮島登志子さんは才能溢れる作家で、これから独自の作品を作ろうとなさっていた矢先に、53歳の若さで亡くなりました。彼女が若いときに制作したうさぎたち、また死の直前、水のみで生き、痛み止めを打ちながら作った猫たち。彼、彼女らに息を吹き込み、生き物にすることで、亡くなった登志子さんの思いをつないでいけたらと、思いました。

彼女が亡くなる二ヶ月前、お電話で一度だけお話しました。「私はもう長くはありません。猫さんはいりませんか?生みの親より育ての親と言いますから。」などと話されておりました。

上記のような出来事を礎として、創作に着手しましたのが2011年。2013年〜2017年秋までは、創作活動を休止せざるを得ない困難が幾度となく、起きました。しかし偶然の成り行きにより、2017年末、創作復帰のきっかけを得ました。

現在は2018年5月。約7年にわたって積み上げたさまざまなモノを、お披露目するべく、具体的に進めている最中です。過去に幾度となく、このサイトで「今年は出しますよ ・・・・・」とつぶやいておりましたが、どうしても叶わず、このまま創作から遠ざかっていくのではと、覚悟していた時期もございました。

やはり、努力しようとしても、足掻いたとしても、「時」が味方しなければ遅々として進まないことを、実感しております。

今年は1章の「春雷」の楽曲を形(譜面や音)にし、外に出していきます。(過去には6章全てを一気に出そうとして、思い悩んでおりましたが、今後は章ごとに、ゆるやかなペースで出していきます。)お披露目の際には、記事としてアップいたします。



今後ともよろしくお願いいたします。

























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カツァリスさんのピアノ
2018年秋の東京での演奏会を聴きに行きます。今から非常に楽しみです。わたしは最近まで彼の演奏を聴いたことがありませんでしたが、お名前だけは伺っておりました。youtubeで拝聴させていただき、今の自分にも大いなる影響を与えてくれそうだと思いました。

シフラ コンクールで優勝されています。シフラ の実力は、日本では認められていなかったようです。それは、日本の評論家が欧米の批評を鵜呑みにして、自分の耳で判断できる人が少なかったからではないかと思います。彼だけではなく、東欧のモラヴェッツ も、わたしは一流だと思っていましたのに、よくわからない評論家が良くない評価を下しておりました。

評論家全員が音楽がわからないわけではないと思いますが、アテにはしないほうがよいでしょうね。カツァリス氏についても、よくわからない批評をしている方がいました。

カツァリスさん、即興演奏がお得意です。さくらさくらを、ご自身でアレンジして演奏しておられます。この演奏、極めて日本的で、驚きました。大抵欧米人の演奏は、外国訛りが強くて、大げさ過ぎて笑ってしまうのですけれど、カツァリス さんはなぜか?日本流です。このアレンジ、雅楽風にも聞こえて、かつクールなタッチでいい感じです。

ラフマニノフの即興演奏もさらっと弾いていて、お茶でもお酒でも飲みながら聴きたくなるような、気楽なスタイルです。

カツァリス さんが若かりし頃は、ベートーベンのシンフォニーをピアノソロ用にアレンジして、録音なさっていました。レコード会社がつぶれてしまったのか、今やネットでダウンロードという形になっているようです。ご自身で、自主制作CDを出されているようです。それは偶然にも、クライバー氏の過去の録音を探しているときに、見つけました。

入手困難なものもありますが、レアな録音があれば手に入れたいと思っています。

カツァリスさんの2018年の築地での演奏会は、フランスの作曲家を中心に構成されているとのことでした。とても興味深いです。今の私には、彼の演奏が多大なる影響を与えてくれるとひらめきました。

ところで・・・クライバー氏のトリスタンとイゾルデ(グラモフォンのCD)イゾルデ役にモーツアルト歌いのマーガレット=プライスを起用した理由、深淵の世界をダイレクトに伝えるのではなく、逆の形をとることによって、伝えたかったのかもしれないと私は思っています。

バイロイトでの録音も頼んでいる途中ですので、聴き比べてみたいと思っています。




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ようやく
7年ほど前に作曲した楽曲を、別の編成にして、あげました。譜面はできあがったので、製本などの準備をしております。製本などと書きますと、本を出すの?と勘違いされるお方もおられるかも。

そうではありませんけれど、別の形でお披露目することの一つとなるやもしれません。

4月から腕を痛めておりましたので、少しづつ鉛筆書きで清書したことが功を奏したと思います。マウスを使っていたら、リタイアしていたかもしれません。4月の下旬あたりからそろりそろりとかかり、少し前に終了。

次の曲にかかれます。2月頃一旦筆をおいた「オーフィアスバリエーション」の続きの手直しと、1章「春雷」の中の手直しにかかります。津波のシーンを見つめ直そうと、企んでおります。

これは確か、4.5年ほど前に書いた部分ですけれど、直したいと思っていました。

ようやく頭の中が整理され、今まで幻想の世界にあったことを、現実の世界で実現する計画に着手しております。本当に長かったです。2013年〜2017年の秋頃までの紆余曲折は、私の人生の中でもっとも苦しかったと思います。一旦は音楽活動をやめることも考えたほどでした。

今になってみて、他の世界をみて、創作の面白さが理解できたと思っています。創作のみでは、体験できなかったことも知りました。同時に、どのような世界においても、型や基本が大切なことを体験を通して、知ったことがよかったです。

今後は全てを刷新し、新たな人間関係も構築できたらいいなぁと夢を描いております。

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youtube整理
youtubeのお気に入りを整理整頓。消したのは、日本の作曲家の一部でした。私が最近年をくったせいか、正統的な曲を好むようになったり、自分にないものを追求しても仕方がないと思った経緯があります。

もともと私は西洋クラシックから出発しておりますので、現代的作品においても、あまりに和風に傾いた曲には、違和感を感じるのです。将来はわかりませんが、今は必要としていないということです。

クライバー 熱は冷めやらず。クライバー とともに仕事をした、とあるドイツの合唱団の方のサイトを拝見しまして、クライバー 追悼演奏会がミュンヘンであったことを知りました。この方も、クライバー には思い入れがあり、追悼演奏会にも足を運ばれたとありました。

ちなみに、「クライバー 氏はこのような催しは大嫌いだった」と、追悼会の主催者はおっしゃったようです。なんとなくわかります。

ネットの噂とご本人の考え、演奏についても大きな隔たりがあると思っております。たとえば「譜面が20歳まで読めなかった」ということ。これはおそらくスコア(総譜)から全てを読み取ることができなかったという意味ではないでしょうか?簡単に譜面を読み取ることは、できません。このことより、クライバー 氏は素人だ、と解釈するのはあまりにも乱暴です。

それはともかくとして、ブラームス4番=ベルリンフィルハーモニカーの演奏に感動して、CDを注文しました。手に入るかどうかはわかりません・・・すぐに廃盤になるレーベルだと、ご連絡いただきました。

追悼演奏会での曲のひとつが、youtubeにありました。シカゴ交響楽団の演奏。彼、初期のころは色々な作曲家の曲をやっていたんですね。下記の曲、初めてききましたが、なかなかしゃれた演奏だと思います。

George Butterworth (イギリスの作曲家で、民謡を素材として作曲していた方。独特の雰囲気があります。)






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自分の人生を生きる
youtubeでカルロス=クライバー氏のバイロイトでの演奏をみつけました。彼の若かりし頃です。この演奏をピアニストのリヒテル氏が聴いて、気に入ったとか??

バイロイトというところは、オーケストラピットが隠れているので、Tシャツで指揮をしています。

ずいぶんロマンチックで美しい演奏です。この美しさが気に食わない人もいるようですけれど、私は気に入っています。感動をどこに置いたらよいのか、誰に伝えたら良いのかわからず、思い悩む日々です。

最近はお父さんのエーリッヒ=クライバーのベートーベンも聴き始めております。お父さんのほうがベートーベンに関しては、完璧格上です。録音は悪くても、音楽は死んではいません。やはり録音より、音楽の内容なのですね。

カルロスクライバー 氏のベストは、私の中では、海賊版のブラームス4番(ベルリンフィルハーモニカー)とトリスタンとイゾルデです。


それはさておき・・
4月初旬頃から調子の悪かった腕(腱鞘炎)もようやく終息に向かっております。譜面の清書もスローモードでしたが、連休明けくらいには終わりに近づけるよう、スピードアップです。

腱鞘炎になってからというもの、自分の生活のペースを変える必要があると思い始めました。他人から頼まれた取るに足らない仕事??(仕事とはいえず雑用のようなもの=たとえばある曲のメロディやコードを拾ってほしいなどという依頼)は今の私には時間の無駄以外のなにものでもないのです。

以前は手伝ってあげていました。そういう親切めいたことから足を洗い、絶対的に自分に必要なことだけを追求するべきだと・・・ネットに関しても、徘徊をやめる。(9割がた今の私には、必要ないものであるとも思うのですよ)

現実を生活の中心にしていく時がきているのではないかと!思います。だからといってこのblogを中止するなどといったことはありません。以前より海外や音楽に関する内容が多くなっていくとは思いますが・・・(ライブやCDなどでの音楽鑑賞の時間が増え、気づくことも増えるでしょうから)

楽しくやっていきたいと思います。


カルロスクライバー 指揮=トリスタンとイゾルデ バイロイト音楽祭にて


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