制作日記~Kaoru Mizuki

2018 07
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「オーフィアス組曲」
音楽と文章からなる作品、預言物語「オーフィアス組曲」を制作中です。キャラクター(動物たち)が現実と幻想の世界(生と死)を行き来します。キャラクターを通して、生きることの意味を追求するストーリーです。

生きることに意味はあるのでしょうか?みなさんはどうお考えになるでしょう?生きることに意味づけする必要があるかどうかは、私にはわかりません。

人の思いとは別に、自然は采配をふるい、喜びや悲しみをつれてくる。不条理な結果であっても、条理につながることすらある。人にとっては畏怖であっても、自然にとっては無為なること。生きとし生けるもの全ては、自然の流れにそっている。

このように無力で、無知なる存在のひとつが、われわれ人間であるのです。

登場するキャラクターは全て動物であり、擬人化されております。擬人化の意味がわからないと以前ご質問を受けたことがありますが、それは2009年に亡くなったあるぬいぐるみ作家の存在があります。彼女、故宮島登志子さんは才能溢れる作家で、これから独自の作品を作ろうとなさっていた矢先に、53歳の若さで亡くなりました。彼女が若いときに制作したうさぎたち、また死の直前、水のみで生き、痛み止めを打ちながら作った猫たち。彼、彼女らに息を吹き込み、生き物にすることで、亡くなった登志子さんの思いをつないでいけたらと、思いました。

彼女が亡くなる二ヶ月前、お電話で一度だけお話しました。「私はもう長くはありません。猫さんはいりませんか?生みの親より育ての親と言いますから。」などと話されておりました。

上記のような出来事を礎として、創作に着手しましたのが2011年。2013年〜2017年秋までは、創作活動を休止せざるを得ない困難が幾度となく、起きました。しかし偶然の成り行きにより、2017年末、創作復帰のきっかけを得ました。

現在は2018年5月。約7年にわたって積み上げたさまざまなモノを、お披露目するべく、具体的に進めている最中です。過去に幾度となく、このサイトで「今年は出しますよ ・・・・・」とつぶやいておりましたが、どうしても叶わず、このまま創作から遠ざかっていくのではと、覚悟していた時期もございました。

やはり、努力しようとしても、足掻いたとしても、「時」が味方しなければ遅々として進まないことを、実感しております。

今年は1章の「春雷」の楽曲を形(譜面や音)にし、外に出していきます。(過去には6章全てを一気に出そうとして、思い悩んでおりましたが、今後は章ごとに、ゆるやかなペースで出していきます。)お披露目の際には、記事としてアップいたします。

2018年11月24日、品川の天王洲におきまして、オーフィアス組曲中の1曲(ピアノ曲)が、演奏されます。長きにわたって、開店休業状態が続いておりました創作活動に、ピリオドが打たれましたことを、嬉しく思っております。(この音源については何らかの形でご紹介する予定です。)

その後も様々な計画があります。緩やかな歩みですが、世に広めていくための努力を惜しまず、活気をもって展開していきたいと考えています。



今後ともよろしくお願いいたします。

























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 オーフィアス組曲 コメント(0)
studio one prime
浄書ソフトに、notionを使っています。譜面だけ提出する場合はこれでも、十分なのですが、mididataやオーディオデータが必要な場合どうするか?

notionの譜面からmididataをエクスポートして、編集作業をし、オーディオデータに変換する作業。逆にmididataを最初に作っておいて、notionにインポートし、譜面の編集作業をする。そこからオーディオデータに変換する。

今まで私は、主としてデジタルパフォーマーMC50というフロッピーディスクが必要な単体シーケンサーを使って作業を行なっておりました。MC50を使う理由は、リアルタイムでテンポ入力がしやすいという理由です。そのために、わざわざフロッピーディスクドライブをオークションで落としました。こんな古いものを使っている人は少ないと踏んでおりましたが、意外に競争率が高く、定価以上の金額で落とすことになりました。

しかし・・・手間と時間を考えれば、studio oneのようなソフトを使うことが効率的ではないかと、遅ればせながら考えた次第です。studio oneとnotionは連動していますので、何かと使い勝手がいいのです。ただし、テンポの細かい揺れなどは入力しづらいのではないかと思っています。そのときは、テンポ情報だけをMC50で入力し、macのファイルに変換して、読み込んでという作業になるかと思います。

(この作業にはOS7〜9くらいまでしか使えない、ファイルタイパーというソフトが活躍します。dosファイルをマックで読み込ませます。)

話にはきいていましたが、studio oneを触ったことがありませんでしたので、体験版であるstudio one primeを落としてみました。最終的には購入するつもりですが、ソフトとの相性もありますので、まず実験してみることにした次第です。私が数十年前にperformerを使い始めたときは、確か、体験版なぞはなかったように思います。今は何かと丁寧といいましょうか、素晴らしいと思います。

ここ数年打ち込みからも離れておりました。復活できるチャンスを得るとは2013年あたりには思っていませんでした。ブランクを経て、私も欲しい音、作りたい音楽が変化してきました。デジタルパフォーマーのみではきつい場面も多くなるでしょう。そういう意味でも転機を迎えているかもしれません。いずれにせよ、勉強が必要です。

追記:ガレージバンドというソフトがマックにはついております。これ、初めて使ってみました。打ち込みではなく、外付けシンセの録音です。このような楽器だけではなく、カセット、レコードなど、つなげるものなら全て、録音できます。方法は簡単すぎるほど、簡単です。次の記事あたりで少し触れることにしましょう。







 音楽ソフト コメント(0)
シューベルト即興曲4番



youtubeで素晴らしいピアノ演奏をみつけました。京都市内の老人ホームで、誕生日コンサートの折、シューベルトの即興曲4番を弾かれておりました。

高齢ピアニストの演奏、国内海外とも、著名演奏家のコンサートに足を運んだことがあります。しかし、正直申し上げて、多くの方が、お金をとることが憚られるような、演奏が多かったです。著名だからといって、上手ではないと思っております。商業主義に上手にのっかっていった方の多くが、名前を得ているだけで、無名でも素晴らしい方はたくさんいることでしょう。

この記事の演奏者の方、指が変形しているだけではなく、腰もお悪いのかもしれません。すいすい歩けているようにも思えませんが、ご自身の弱点を克服しておられるようにお見受けしました。アーティストシューベルトと重なる点もあるような気がしました。

特に、中間部の旋律の歌わせ方、共感いたしました。この曲の魅力が溢れています。アルペジオがアルペジオとしてではなく、減7の和音がありふれた色ではなく、魔術のような色合いを放ってくれていました。加えて、メロディが大河の流れのように大きく、言いたいことがはっきりと伝わってきます。

即興曲を幻想曲と銘打っても良いと思ったほど。

おそらく若い頃からずっと、高いレベルをキープして、演奏活動を続けてこられたのだと思います。達人とお見受けしました。

解説をみたところ、2010年で85歳ですから、現在は93歳になられているかもしれません。これは私の両親と同年代です。第二次世界大戦の時代に音楽をやることは、至難の技だったときいています。私の母は「音楽家は国賊」と言われた時代だと言っております。この方も、同じようなことを言われつつ、乗り越えてこられたのでしょう。

今年91歳になる母にもこの演奏を聴かせましたところ、「元気が出る。感動した。」と言っておりました。また、現代日本でもてはやされているピアニストとは、比べ物にならないほど上手だ。と辛辣な批評をしておりました。

音楽の「お」の字もわからない母でも、感動させる演奏はなかなかありません。できることならば、別の曲もアップしてほしいですね。ただ両親をみておりますと、80代と90代では、まるで違います。90代になれば、日々体力が落ちていきますので・・・難しいかもしれません。

そこをなんとか!と思うほどの素敵なピアノでした。






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クライバー氏のインタビュー
しばらくネットから距離を置いておりました。大変忙しく過ごしております。
夏至も過ぎてしまいましたが、昨年までとは打って変わり、一年の半分過ぎてしまったなどと、焦る気持ちにはなっておりません。

自分の時間を使えるようになったからでしょうか?

人に振り回されていたのは、1月頭くらいまででしたね。

人が不本意な仕事を依頼してくることは、こちらの落ち度もあると思うようになりました。人は変わりませんので、過去の経緯から、不快さが予測できるなら、お断りしておいたほうが良いのです。このように決めてからというもの、歯車が順調に回り始めました。

以前は義理ゆえに、嫌なことでもNOと言えず、全てがよくない方向へと進んでいったのでした。

それはともかくとして・・・
カルロス=クライバー氏の演奏。デビューした当時の録音が残されていました。メジャーレーベルではありませんが、近々手に入ります。最近は、個人でCD販売を手がけている方も増えてきまして、これがなかなか良いのです。わたくしも1ファンとして、且つ珍しい曲や演奏の鑑賞のため、会員になっております。

クライバー氏のおかげで、曲の引き出しが増えました。

これとは別件。彼が指揮者志望者に向けて、アドバイスしている手紙を拝見いたしました。クライバー氏の頃は、世にでるにはオペラ劇場で研鑽を積むことが主流だったようです。演奏会より、オペラが基本。加えて、録音より、コンサートが大切ということでした。録音はエンジニアの力も大きいです。コンサートは、本人の力量による部分が大きいですから・・・

オペラでは、突発的な出来事も多くあり、それをいかに切り抜けるかが大切とも書いておられました。でも、デビューのときには、大きな失敗をしなければ大丈夫とありました。ネットなどでは、クライバー氏のことを鼻持ちならない人間だと書いてあることが多かったのですけれど、尾ひれがついた噂話ではないかと思っています。

バイエルン州立歌劇場のHPをみては、伝統と歴史の重みに打ちのめされてため息をついております。(このようなところにいたら、全然変わってしまうのではないかと思いました。)こちらでは、クライバー氏が260回程度演奏されたとのこと。ご一緒に仕事をされていた方は、2004年の追悼演奏会に出席し、彼の勇姿が写しだされるのをみて、胸がいっぱいになったと書かれておりました。

他にも書きたいことがありますが、長くなりますので、分けて書きます。

カルロス=クライバー氏のインタビューです。声の出し方が美しいです。耳が良かったのではないでしょうか?













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バッハ風の曲をAIが作曲
ということで、聴いてみました。解説には著しくバッハに似ているので、AIが作ろうが、バッハが作ろうが変わらない。作曲など、難しいと言われていたクリエイティブな分野でも、AIが幅をきかせるだろう、といったことがありました。

しかし・・・それは音楽の上っ面をなでただけの人が思うこと。実際、AI作曲、バッハ風賛美歌の譜面をみたところ、内声などはあり得ない動きをしていました。

他に、バッハの作曲かAIの作曲家?当ててみろよ!というサイトがありましたので、聞いてみました。普通に作曲を勉強した方ならば、100%当てられると思います。著しく不自然という部分、音が濁っている部分がありました。これを間違えるようではいけませんね!

コンピュータの自動演奏なので聞きづらいのですが、わかります。

2018年4月には、AIの音楽ソフトが出たようです。これは作曲の仕事で、時間が足らなくなったときに使うために作られたとか?いわゆるやっつけ仕事には向いているのかもしれません。

AIとは全く別のお話。私の嫌いだった女性歌手、ロシア出身のアンナ=ネトレプコ。彼女の歌を何気なく聴いてみました。ウィーンフィルハーモニカーの伴奏でしたが、以前よりすごくよくなってました。私は歌のテクニックの細かいところまではわかりませんけれど、一聴して、この彼女はバカテクの持ち主じゃないかと思いました。

無理なく声が出ていることがわかります。それは身体が頑丈になったせいもあるかも。以前は痩せておられましたが、お子さんができてからというもの、太られました。それが良い方向に作用しています。身体全体が大ホールになったような、印象です。

ギルゲエフさんの指揮でした。この方もあまり好きじゃなかったのですけれど・・・・今回はよかったです。でも全面的に受け入れられるか?と言われれば、Noですね。

それから・・・最後に私の創作の話題。お披露目に関しては、ほんの少し前にすすみました。これとは別に手直し続行中です。今年は何もかもが順調に進んでいます。昨年までとは打って変わり、時の流れがもつれることがなくなってきたと感じます。規則正しい生活に戻れるよう、就寝時間を早めにすることが課題です。


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