制作日記~Kaoru Mizuki

2017 04
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「オーフィアス組曲」
音楽と文章からなる作品「オーフィアス組曲」を制作中です。キャラクター(動物たち)が現実と幻想の世界(生と死)を行き来します。キャラクターを通して、生きることの意味を追求するストーリーです。

生きることに意味はあるのでしょうか?みなさんはどうお考えになるでしょう?生きることに意味づけする必要があるかどうかは、私にはわかりません。

人の思いとは別に、自然は采配をふるい、喜びや悲しみをつれてくる。不条理な結果であっても、条理につながることすらある。人にとっては畏怖であっても、自然にとっては無為なること。生きとし生けるもの全ては、自然の流れにそっている。

このように無力で、無知なる存在のひとつが、われわれ人間であるのです。

登場するキャラクターは全て動物です。擬人化されております。擬人化の意味がわからないと以前ご質問を受けたことがありますが、それは2009年に亡くなったあるぬいぐるみ作家の存在があります。彼女、故宮島登志子さんは才能溢れる作家で、これから独自の作品を作ろうとなさっていた矢先に、53歳の若さで亡くなりました。彼女が若いときに制作したうさぎたち、また、死の直前、水のみで生き、痛み止めを打ちながら作った猫たち。彼、彼女らに息を吹き込み、生き物にすることで、亡くなった登志子さんの思いをつないでいけたらと、思いました。

彼女が亡くなる二ヶ月前、お電話で一度だけお話しました。「私はもう長くはありません。猫さんはいりませんか?生みの親より育ての親と言いますから。」などと話されたことをよく覚えています。

私は育ての親なのですから、彼、彼女たちを世に出す手はずを整えなければならないと思っていました。しかし、意気込みとはうらはらに、時間だけが経っていきました。(作品作りを始めたのが2010年、一旦ゼロに戻したのが、2013年。)

2013年暮れには音楽主流、文章主流の2シーンに分け、音楽主流の部分では不必要な説明を省き、聴く人の想像力にゆだねるように展開しつつありました。2014年5月下旬より、いよいよ本格的に曲作りに入りました。当初は打ち込みを多く使う予定でしたが、ピアノを主体とすることにしました。

2015年7月。一番の大作、オーフィアスバリエーションのスケッチが終了し、仕上げの段階に入りました。

2015年暮れには、オーフィアスバリエーションの後半1/3を仕上げ、2016年1月には、2011年に作曲したピアノとポエトリーリーディングのための「Addictus」を一部修正し、完成。2016年3月中旬現在、オーフィアスバリエーションの頭から、残り全ての仕上げに入っています。

他に、剣舞のシーンで宮沢賢治の「電信柱の歌」の編曲、過去の自作曲の編曲、少しのBGMが残っています。

2015年以前は、文章と音楽からなる作品として、独立して発表する予定でした。しかし2016年現在、大きく方向性が変わりつつあります。不特定多数の方に公開して、果たして作品として成立するか?(世に出せるかという意味)との思いが生じ、第一歩として実用的作品として生かす予定にしています。

2016年からアートキュレーターとして、活動をはじめます。ここでのアートとは芸術のみならず、ライフの意味もあります。キュレーターとは外国のそれではなく、それぞれの本質にあった方向に軌道修正するアドバイスをするという役割を指します。押しつけではなく、自主的に理解できるようになることを目指します。

このためのツールとして、西洋占術、カード、音楽を使用します。オーフィアス組曲はこのためのテキストとして使う予定にしています。結果的にはタロットカードのリーディングができるようになる、西洋占術で使うホロスコープが読めるようになる・・・人の手(例えば占い)を借りる必要がなくなり、自立できる。他に、タロットや西洋占術を仕事にしたい方にも向くと思います。

とりあえず第一段階に打って出ることを決めました。

他に・・・観賞用としてyoutubeにも一部をアップすることを決めました。こちらも第一段階ですね。


ここには、6年以上も訪れ続けてくださっている方もいて、感謝しております。できることなら今後も懲りずに見守っていただければと、思っております。どうぞよろしくお願いします。















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イェルク=デームス ピアノリサイタル
20日、イェルク=デームス氏のリサイタルに伺ってまいりました。日経ホール、音響効果が非常に良い。しかし、この日は客層があまり良いとは言えなかったです。帰り際、もう少し高くても良いのでは?と思いました。

デームス氏は89歳。私の母と同じ年です。飛行機に乗って日本までいらっしゃるだけでも凄い。それだけではなく、演奏活動をあちこちでやるという、バイタリティにも驚きます。ピアノにたどりつくまで、大丈夫かなぁといった雰囲気でしたが、演奏に入ると、ご自身の世界で遊んでおられると感じました。

ご高齢なので、ミスもありますし、あちこち危なっかしいところも多いのは仕方がありません。

そういうことはおいといて・・・
この方は、「歌の人」との印象を強くしました。第1曲目の、バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」から、歌があちこちから聴こえるように思いました。最終に向けて、かっちりとまとめようとする意図が感じられましたが、導入部分は、本当に幻想的で、タイトル通りの演奏をしていただきました。

全体を通して、音価が正確ではない。だからといって直してほしいとは思いません。それを言ったところで、直してくださるような方ではないとお見受けしました。演奏から、大変頑固であると感じました。音価、リズムなどについては、なぜか高齢の演奏家の方、みなさんが、同じようになるのは、腰が弱るせいでしょうか?

このような不正確さを超えて、歌が満ち溢れた演奏でした。

最も良かったのは、最後の「トロイメライ」でした。正直申し上げて、このような素晴らしい演奏を聴いたことがありません。やはり、この先生は、シューマンのような歌心をもつ作家が得意なのでしょうね?絶品でした。

傷はあるものの、フランクが聴けた事が良かったです。音が美しいのですね、フランクって。元々大好きな作家です。

全体を通して感じた事。正統派ですが、年齢のためにコントロールがうまくいってないのでしょう。若い時の演奏を、CDで聴くのがよろしいかと思います。

2017年は、私が良いと思った演奏会にたくさん足を運ぶこととなりそうです。秋には「冬の旅」を聴きにいきます。来月以降も、良さそうな演奏会には、行ってみるつもりです。







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ピアノの練習を始めました
オーフィアスの中で、今年録音したいと思っている曲、練習を始めました。以前から、音階などの基礎的練習は続けていましたので、違和感なく取り組めております。

残りの作曲には5月くらいからかかる予定です。4月中に、父の遺品の整理に三重県に戻ったり、相続の書類の手続きを終え、過去にピリオドを打つことになります。作曲には、6月から、腰を据えてかかる予定でしたが、一日も早く音楽に触れたい気持ちがありました。そのため、5月からということに決めました。

父が亡くなる前に、私の曲を聴きたいと申しておりましたのに、願いが叶わず・・・そういう意味でも、オーフィアスはきちんと仕上げて、世に出します。父を亡くしたことで、音楽に対する向き合い方も大きく変わりました。自分の中で、本当の音楽を書きたいという思いが膨らんできてきます。

過去に書いていたような曲には戻れないでしょう。その意味で、数年前からオーフィアスを作り始めたことが、自分にとっては大きな出来事となりつつあることに最近気づきました。

西洋占術関係の仕事も、教えることを100%としてやっていくことにしました。今はまだ、多少、別の仕事も依頼されてやっておりますが、年末にはゼロにするつもりでおります。これは副業であり、音楽を支えるものとして考えています。

いずれにしても、創作に落ち着いてかかれるということは、父の希望でもあり、私の希望でもありましたので、願いが叶ったことになるのでしょう。西洋占術的な見解では、2017年6月に、プログレスの月が土星と重なります。これは今後2〜3年、自分が何をやるべきか、決まる事柄が起きるということです。ちょうど29年前も同じ感覚でしたね〜

今でも、何をやるべきか、(居場所が見つかる)決めておりますが、再来月はもっと具体的に見えるのでしょうね。2017年2月からの人生の変動の大きさ、これこそ、年貢の納め時というのだなぁと感じています。

まるで大学受験をした時のようです。みなさんもご経験があるでしょうが、受かるか受からないかわからず、気をもむ、このような心境でした。今はようやく先がみえているものの、正式な合格発表はもう少し先になるといった感じですね。

ところで・・・

父が亡くなったのが、先月の22日でしたので、やっと明後日で、一ヶ月になります。この先は、一ヶ月ごとに、亡くなった父からも、少しづつ離れていくのだと思うと、寂しい気持ちもします。父の供養のためにも、音楽を続けることを第一にするべきなのだと思っております。

明日はイエルク=デームスさんのピアノを聴きに行きます。このような気持ちのゆとりも生まれつつある今日この頃です。

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音楽制作 作曲
少しづつ落ち着いてきています。やはり肉親を亡くしますと、後始末が大変です。多くの方が経験しておられると思いますが、相続のための書類集めなどに手間取ります。役所や銀行に行くだけでも手間がかかります。

私は、今だ続行中です。仕事もありますので、なかなか動きがとれません。

個人的なお知らせがあります!

自分の時間がとれるようになってきましたので、6月頃から、作曲や音楽制作に復帰いたします。音楽のレッスンのほうは、今はお断りしている状態ですが、若干受け入れることにしました。

詳細は検討中ですが、現段階で決めていることは、「ピアノのレッスンはしない」ということです。ピアノを弾けるようになりたいなら、ピアノ専門の先生のほうがよろしいと思います。

作曲について。他から依頼があって請ける仕事は2013年からはお休みしておりました。しかし、約4年ぶりに復帰いたします。譜面のみ、譜面と音源、両方での対応をしたいともくろんでおります。

ジャンルについては検討中です。

オーフィアス組曲について。純粋な作品として出すことにしました。西洋占術の上級者のテキストとしても使いますが、メインにはしないことにしました。

他、音楽以外に教える仕事もいたしますが、こちらには記しません。

やっと現実に立ち向かって行く時がやってまいりました。詳細は決まり次第、随時お知らせいたします。よろしくお願いします。





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父を見送りました
3/22に90歳で、父が亡くなりました。12日頃からだいぶ危うくなっておりましたし、医者にも10日くらいしかもたないと言われておりましたので、覚悟しておりましたが・・・ちょうど私が父の家に行くことを予定していた日に亡くなりました。

老衰です。亡くなるまでに10分くらいしかかからなかったようです。「ようです」と書いておりますのは、誰も亡くなった瞬間をみていないからです。妹夫婦がたまたま寝室を訪れ、倒れているのを発見しました。

眠るような顔で亡くなっており、全く怖さを感じませんでした。25日は、八王子斎場で火葬を執り行いました。お骨をとりあげてくださった方、大変丁寧で、感謝しております。建物も非常に立派で、満足いたしました。

やっと明日で初七日。時間が慌ただしく流れていきます。亡くなったことはショックですが、やるべきことが多すぎて、感慨にひたる暇はありません。仕事もしておりますので、今までののんびりした生活態度が一変しております。

私にとりまして、父の存在は大きいものでした。この大きな存在を亡くしたわけですから、今後の生き方や仕事の方向性は大きく変わることになるでしょう。といいましょうか、すでに大きく変わる方向に進んでいます。

西洋占術については、コンサルテーションを1割くらいにし、9割は教えることにあてることに決めています。音楽や創作は独立して続けます。西洋占術と絡み合わせる方向で考えていましたが、父の死をきっかけとして、方向転換です。

HPには、レッスンのページを追加します。>音楽 西洋占術 2分野です。 音楽については過去にやっていないことを教えてみたいと思っていますが、未定です。

上記のように、大きな変更は音楽や創作と、西洋占術は全く別の活動にすると決めたことです。オーフィアスについては、西洋占術のテキストとして、一部の方だけに使うことは考えていますが、全員に使うことは無理だと思いました。

そんなわけで、より音楽や創作が独立していきそうです。





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