制作日記~Kaoru Mizuki

2018 04
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エマール氏のCD 6枚組 


上記のCDを買い求め、楽しんでおります。ドビュッシー ラヴェル アイブズ ブーレーズ ベルク メシアン リゲティ カーターと盛りだくさんです。先日のコンサートの曲目、「20のまなざし」by メシアンも含まれております。

実はこのCDをてに入れるまでには紆余曲折ございました。一度目は、日本国内で買ったのですが、同じCDが2枚入っていた不良品。二度目は、アマゾンでしたが、英国から送付していただきました。

今はまだドビュッシーしか聴いていませんが、凄いです!今、作曲されたかのように、響きます。テクニックは、以前と同様、人間シーケンサーです。音の粒立ちが明瞭で、早いパッセージも全て聴き取れるほどです。作曲家の立場になって、演奏しておられ、無駄がないと感じます!

洗練され尽くした演奏だと思います!!お聴きになれば、あなたの感性はよりいっそう高まると思います。創作へのインスピレーションや意欲も湧くのではないかと、思います。

このCD、おすすめだと思います。お安いですし、手に入れて損はないと思います!
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人それぞれ
6日の20のまなざしのコンサート以来、何かに打たれたような状態が続いています。こういうのって、一種のトランス状態というのかもと、昨日の日経の夕刊を読んでいて感じました。

もともと、ピアノのエマール氏のファンでしたが、生音を聴くのは初体験でした。録音とライブとの違いをまざまざと見せつけられた気がします。ライブのほうが、録音より良かったです。普通は逆なんですが・・・

また、今年訪れたコンサート(数は少ない)の中で、最も満足できたものでした。

義理でチケットを買い、多忙で行けなかった催しもありました。これは、私の中で、行きたくなかったのだと思います。本当に行きたい催しならば、無理してでも行くと思います。ハガキが一本きて、しかも曲目もなく、「来てください」などとあるのは、金を払う人間に失礼なのではないか?と思っているところです。

この方は、80代で、頭のどこかが抜け落ちているのかもしれないと思って、甘めにみましたが、次はありません。何を演奏するか?くらいは書いてもいいでしょう。

それはともかくとして、それぞれの時を刻んでいますのでね〜 「この演奏会に来るべきだ!」などと強制するのはやめたほうがいいと思います。人にはその時に応じた音楽が必要なのです。あなたには必要でも、誰にでも必要ではないんです。

私も人には距離を置き、自分が今目指していることを、中心に動こうと思いました。

また、エマール氏のピアノの話に戻りますが・・・今回のエマール氏の演奏会は、私には必要でした。頭を殴られたような気がしてます。人を変容させる(変容とは、変化し尽くして過去に戻らないことを意味します)音楽や演奏もあるのだと思いました。

メシアン氏の20のまなざしは、死と向き合って書いた作品です。この意味が昔はわかりませんでしたが、私も老人になりまして〜 ようやく少しわかるようになりました。また、以前の記事に書いた、シューベルトの「冬の旅」も同じく、死と向き合って書いた作品です。

死と向き合うことによって、自分が見えてくるのではないでしょうか?メシアン氏のテクニックだけちょいと拾い上げて、書いたとしても、ろくなものはできてこないでしょう。やはり、アートというのは、生き様なんですね。

上記のような気づきを与えてくれた、貴重な時間でした!

このような体験を通して、私は今後も古典の作品を聴いていきます。新作も良いでしょう。しかしそれは、新作が必要な人が聴くべきで、今の私には必要がないんです。

2019年には、エマール氏がベートーベンを演奏なさるとか?楽しみです。CDは持っておりますが、その時の演奏とはまた違ったものになることを期待しつつ、彼が数年前に出したCDをこれから取りにいってまいります。


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ミニコンサート
2018年より、ピアノをメインとしたミニコンサートを計画しています。ピアノは私が弾きます。(後々、笛の曲、ポエトリーリーディングも加えたいとは思っていますが未定です。)オーフィアス組曲も楽曲がだいぶ出来上がってまいりましたので、少しづつ世に出していこうと思っています。

ただ、自主制作なので皆さんにとっては未知の曲ばかり。未知の曲ばかり羅列しても、あくびが出る方も多数おられるかと思いますので、古今東西の名曲も織り交ぜます。(私がアレンジした楽曲、スタンダードな楽曲を加える予定です。)

普通のコンサートは、立派なホールを借り、大勢の人を寄せ集めて、お金もかけてというものでしょう。私の場合は、こういった経験がゼロとはいいませんが少ないので、小規模な「集まり」といいましょうか?内輪の会といった形にして、何度か繰り返していこうと思います。

コンサート以外では、サウンドクラウド、youtubeにアップという形をとります。実はこれさえも、ほとんど遊び程度にしかやったことがなく、ネットを活用できていません。ネットはあまり当てにならないと思い込んでいたフシもあります。

オーフィアスには台本があります。台本も大きな意味をもっていますので、ミニコンサートの時には、お話を加えながら、展開していきたいと思います。このような催しを計画したのは、自主制作だと締め切りがありませんので、のんびりしすぎてしまうことを戒める意味もあります。

仕事やコンクールでは締め切りがありますので、やらざるを得なくなりますよね?そういう意味でも、コンクールに参加することは、悪いとは絶対に言えないです。賞金がもらえるだけではなく、実際の演奏を無料で聴けるとは素晴らしい!、勉強には不可欠だと思います。いくつになっても、どんどんやっていくべきだと思います。

今の私は、作品をコンクールに出すことは考えておりませんが、別の方法で動くことは決めています。そのための、第一段階としてコンサートをすることにしました。場所や曲目が決まり次第、一応お知らせします。

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エマールの演奏会
2017年はピアニストのエマール氏が来日されます。メシアンの演奏ではおなじみの方です。私も、彼のCDを一枚もっております。人間シーケンサーともいえるほどの精緻な演奏です。

今年は12/6にオペラシティで、メシアンの「24のまなざし」全曲の演奏会です。非常に期待しております。このチケットは最近手に入れたのですが、一般的にはあまりなじみのない曲目であるせいか、チケットが余っておりました。

私は空いていたほうがゆったりできていいなぁと思うので、いいのですけれどね・・・

数年前とは違い、ようやく演奏会に足を運んだり、お勉強する暇もでてきました。数年前は、何をやるにも暇がなかったです。そんな中で、曲を書くことは難しいものがありましたが・・・今は依頼された仕事を片付けながらも、オーフィアスのヴィジョンを組み立てております。

成長したのか、年をくったのかわかりませんが・・以前のままであれば、駄作であっただろうと思います。リテイクして良かったと思っています。このことからも、時が最も大切と実感しております。いつでもできるわけではない、各々に用意された時があり、その時をつかみ、行動することによって、道が開けるのではないか?と考えるようになりました。

また、数年前時間がなさすぎて焦っていたころ、気づかなかったことも見えてきました。今は「なぜあのときこんなに簡単なことに気づかなかったのだろう!」と自分に対して呆れています。

引き出しをふやす事って大切です。多くの材料をみて自分なりに解釈し、必要なエッセンスを受け取り、自分の創作に生かしていく・・・このような作業は「個人の(自分の)統計学」に近いものなのだそうです。要するに、引き出しをふやして、過去の経験を通して(手法を使って)組み立てていく作業です。

以前は雑務に追われすぎて、「引き出しをふやす作業」を怠っていたため、堂々巡りに陥っていたと感じました。引き出しを増やせなければ、自分の中だけで解決しようと思い、堂々巡りになるのです。

加えて、環境の整備に入りました。7月から考えていたことを実行にうつしている最中です。どういうわけか、このように考えると、電気製品が壊れたりします。すでに、扇風機、炊飯器が壊れて、リニューアルしました。パソコンも新しいのに代え、ブラインド→カーテンに、エアコンの取り替えなど、お金が出ていきます。

環境を整備したほうが、効率的であると考えましたので、年貢の納め時と意識して、実行中です。









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イェルク=デームス ピアノリサイタル
20日、イェルク=デームス氏のリサイタルに伺ってまいりました。日経ホール、音響効果が非常に良い。しかし、この日は客層があまり良いとは言えなかったです。帰り際、もう少し高くても良いのでは?と思いました。

デームス氏は89歳。私の母と同じ年です。飛行機に乗って日本までいらっしゃるだけでも凄い。それだけではなく、演奏活動をあちこちでやるという、バイタリティにも驚きます。ピアノにたどりつくまで、大丈夫かなぁといった雰囲気でしたが、演奏に入ると、ご自身の世界で遊んでおられると感じました。

ご高齢なので、ミスもありますし、あちこち危なっかしいところも多いのは仕方がありません。

そういうことはおいといて・・・
この方は、「歌の人」との印象を強くしました。第1曲目の、バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」から、歌があちこちから聴こえるように思いました。最終に向けて、かっちりとまとめようとする意図が感じられましたが、導入部分は、本当に幻想的で、タイトル通りの演奏をしていただきました。

全体を通して、音価が正確ではない。だからといって直してほしいとは思いません。それを言ったところで、直してくださるような方ではないとお見受けしました。演奏から、大変頑固であると感じました。音価、リズムなどについては、なぜか高齢の演奏家の方、みなさんが、同じようになるのは、腰が弱るせいでしょうか?

このような不正確さを超えて、歌が満ち溢れた演奏でした。

最も良かったのは、最後の「トロイメライ」でした。正直申し上げて、このような素晴らしい演奏を聴いたことがありません。やはり、この先生は、シューマンのような歌心をもつ作家が得意なのでしょうね?絶品でした。

傷はあるものの、フランクが聴けた事が良かったです。音が美しいのですね、フランクって。元々大好きな作家です。

全体を通して感じた事。正統派ですが、年齢のためにコントロールがうまくいってないのでしょう。若い時の演奏を、CDで聴くのがよろしいかと思います。

2017年は、私が良いと思った演奏会にたくさん足を運ぶこととなりそうです。秋には「冬の旅」を聴きにいきます。来月以降も、良さそうな演奏会には、行ってみるつもりです。







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