制作日記~Kaoru Mizuki

2018 04
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「オーフィアス組曲」
音楽と文章からなる作品「オーフィアス組曲」を制作中です。キャラクター(動物たち)が現実と幻想の世界(生と死)を行き来します。キャラクターを通して、生きることの意味を追求するストーリーです。

生きることに意味はあるのでしょうか?みなさんはどうお考えになるでしょう?生きることに意味づけする必要があるかどうかは、私にはわかりません。

人の思いとは別に、自然は采配をふるい、喜びや悲しみをつれてくる。不条理な結果であっても、条理につながることすらある。人にとっては畏怖であっても、自然にとっては無為なること。生きとし生けるもの全ては、自然の流れにそっている。

このように無力で、無知なる存在のひとつが、われわれ人間であるのです。

登場するキャラクターは全て動物です。擬人化されております。擬人化の意味がわからないと以前ご質問を受けたことがありますが、それは2009年に亡くなったあるぬいぐるみ作家の存在があります。彼女、故宮島登志子さんは才能溢れる作家で、これから独自の作品を作ろうとなさっていた矢先に、53歳の若さで亡くなりました。彼女が若いときに制作したうさぎたち、また、死の直前、水のみで生き、痛み止めを打ちながら作った猫たち。彼、彼女らに息を吹き込み、生き物にすることで、亡くなった登志子さんの思いをつないでいけたらと、思いました。

彼女が亡くなる二ヶ月前、お電話で一度だけお話しました。「私はもう長くはありません。猫さんはいりませんか?生みの親より育ての親と言いますから。」などと話されたことをよく覚えています。

私は育ての親なのですから、彼、彼女たちを世に出す手はずを整えなければならないと思っていました。しかし、意気込みとはうらはらに、時間だけが経っていきました。(作品作りを始めたのが2010年、一旦ゼロに戻したのが、2013年。)

2013年暮れには音楽主流、文章主流の2シーンに分け、音楽主流の部分では不必要な説明を省き、聴く人の想像力にゆだねるように展開しつつありました。2014年5月下旬より、いよいよ本格的に曲作りに入りました。当初は打ち込みを多く使う予定でしたが、ピアノを主体とすることにしました。

2015年7月。一番の大作、オーフィアスバリエーションのスケッチが終了し、仕上げの段階に入りました。

2015年暮れには、オーフィアスバリエーションの後半1/3を仕上げ、2016年1月には、2011年に作曲したピアノとポエトリーリーディングのための「Addictus」を一部修正し、完成。2016年3月中旬現在、オーフィアスバリエーションの頭から、残り全ての仕上げに入っています。.

2017年6月、さまざまな事柄が落ち着き、ようやくゆったりとした時間がとれるようになりました。今後は、年内目指して、走ります。

ここには、6年以上も訪れ続けてくださっている方もいて、感謝しております。できることなら今後も懲りずに見守っていただければと、思っております。どうぞよろしくお願いします。















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笛〜続き〜
オーフィアスは自分の作品ですから、人の意向はあまり入れたくないんですね。ちょっとした思いつきで作っているわけではありませんのでね・・・

前回の記事で笛のことに触れましたが、この世のものとは思えない音色?・・・たとえばフルートであっても特殊な奏法を使って面白い音を出せるならいいけどと考えています。

実際の音だけで無理なら、ノイズをいれるなり色々と作業する方向へと考えています。

ところで・・・・
最近は何かあったとしても、自分の考えを貫き通すことができるようになりました。以前は、人に引きずられていたと思います。これから先も、このようにやっていきたいと思います。他人は多少、歯ごたえができてきたと思うかも。

なんて書くと大げさですが・・・自分の音は、自分で責任を持ちたいということですね。

それはともかくとして・・・別の話。
デュオの曲、どんどん進めています。過去に作り込んだ曲をデュオにアレンジしているため、いつものように長丁場にはなりえないです。雑用が終わったら、オーフィアスバリエーション中の曲(Var.4)と同時進行します。

それから・・世間に公表していくのに、コツコツと配信や、未開拓の方法に力を入れます。今までのように会社にお願いするのではなく、個人商店のような形をとる夢を描いております。

最近よく八王子に行くのですが、自分の理想とする形の、シフォンケーキ専門店があるのです。こじんまりとしていて、地味で目立ちませんのに、味のみで固定客を惹きつけております。こういう形をとれればいいなぁと思うようになりました。

一つの目標ができたわけです。今年はビジネスの道筋?この作品を使ってどうやって現実に根をおろすか、決める年になると思っています。




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オーフィアス組曲では、猫が何種類かの笛を持ち替えで吹きます。ティンホイッスル、フルート、鍵盤ハーモニカもどき(予定)を使用するつもりでおります。独自の音色を追求する方向へ、進んでいます。

ところで・・・
作曲の勘というものは、磨かなければ鈍くなっていくと思った次第です。一昔前は、メロディ中心の曲を頼まれて、書いておりました。このような曲ばかりを手がけていると、だんだんとアカデミックな書法から遠ざかっていくことを実感いたしました。

今手掛けている曲、なんとなくサマになっていないと感じておりましたところ、一音符だけ抜き、6/8から5/8に変更したところ、「正しい」と感じることができました。同じ拍にアクセントがつくことは、平坦さを呼びます。特に、素人向けのメロディばかり書いていると(音域も狭い)本来もっていた正しい感覚を忘れてしまうのではないか?と思いました。

自分の曲とは別に、リラックスするため、ウィーンフィル、ベルリンフィルの古典の演奏を聴いています。第一音目から全く違う感覚を持った人たちだと感じています。日本の演奏家も大変上手ですけれど、かなり異質なものを感じます。ヨーロッパの伝統芸能、聴衆は少なくなりつつありますが、守っていってほしいものです。





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愚痴は取り消し
愚痴を書いたせいで、物事は運良く解決に向かいました。普通は顔を付き合わせて話した方が良いといいますが、電話のみで一件落着。相手も超多忙なので、連絡不行き届きだったようです。

それはともかくとして、今は踊りの曲を書いています。踊り=リズムですから、第一に、生活のリズムを規則正しくすることを決めました。規則正しくしようと誓ってから、2日ですけれど、30分程度就寝時間が前倒しになってきています。当然ながら起床時間も早くなる。

老人の体は、季節や時間を如実に受け取るらしく、体調の良いことが実感できています。少し前まで、夜更かし生活に逆戻りしていました。いっとき、西洋占術を中心とした仕事をしていたときには、かなり規則正しい生活を送っていました。そうでなければ、仕事が間に合いませんでしたので・・

西洋占術の場合は、創作とは違いますのでそれほど体力を使いません。この創作というやつは、体力一本勝負ですから
、自ずと体調には気を使います。私は誰もが認める老人となっておりますから、無理はいけないと自分に命じておりましたが・・・

「78歳で再就職し、90歳の現在でも30分かけて会社に通い、緻密な作業をしている」素晴らしい方が新聞にとりあげられたりして、私なぞまだ老人とは言えないかもしれないと思うようにもなっています。

生きた音楽にするためには、時間を大切にし意識することを心がけ、できるだけ長く活動を続けたいと思っています。




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長期にわたりました
なんどもなんども、Var.3のことを書いてまいりましたが、とうとう完成いたしました。最初はVar.2と3はつなげるつもりでした。(2も3も同じテーマの上に展開していっております。)

しかし、台本を読み直してみて、分けた方が良いと判断した次第です。→Var.2=地上から天空への語りかけ Var.3=地上からの語りを受けて、雲は天衣無縫に姿を変えていく このような情景を思い描いて書きましたので、分けたほうがわかりやすいと判断したためです。

ここ数年、私生活のごたごたで腰を落ち着けられず、細切れの時間をつなぎあわせて書いてまいりましたが、見切り発車的に終わらせず良かったと思っています。以前に書いた、「単なる音の羅列」である五線紙は、バツじるしをつけて保存してあります。

今までこんなにひどい音を書いたことがあるかなぁ?と思える、落書き風の音でした。
「お前はこんなにだめだったんだ!」という戒めに使えますね。誰も頭を殴ったり、叱ったりしてくれません。そういうのは、高校時代の先生がやってくれたこと。亡くなった先生には、感謝しています。

高校時代にはなんでこんなに怒られなければならないのか?疑問に感じることも多々ありました。あのときは音楽を理解していなかったのと、勉強不足だったのだと思います。

今、60代になってみて、勉強の面白さがわかってきました。今後は作品を描きつつ、仕事を手がけながら、正統的な勉強を続けていきたいと願っています。ちなみに私にとって邪道とは?大衆音楽と西洋クラシックなぞを、ドッキングさせることです。

やっても先がないと感じるようになりました。今はホンモノを味わい、追求したいんです。自分の感覚にあわない仕事なども、お断りする方向で考えています。自分の中にあるものを大切にしていきたいと思います。

生意気なようですけれど、いつまで生きられるかわからない年になって、雑食ではねぇと思っているんですよ。

それから・・・
今は前回書きましたように、Duoの曲の準備をしています。レーガーを中心に、伊福部先生の曲なども拝聴しております。レーガー、分析してみると技巧派だったことがよくわかります。みなさんも譜面をみながら、聴いてみてはいかがでしょうか?モーツアルトバリエーション、おすすめです。










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