制作日記~Kaoru Mizuki

2017 09
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モンテベルディ「聖母マリアの夕べの祈り」
24日、バッハコレギウムジャパンの演奏会にいってまいりました。今年はモンテベルディ生誕450年記念ということで、各地で彼の音楽が演奏されているようです。

私はモンテベルディの曲にはあまり興味がありませんでした。が、しかし、今回は拝聴させていただいて、よかったです。周囲をみていますと、出演者の親族や、会員になっている方が多いようでした。私のように、全くの外部の人間が聴きにいくことは少ない団体なのでしょうか?

さて、「聖母マリアの夕べの祈り」 曲以上の演奏だったのではないかと思いました。曲そのものは、この世のものとは思えない「古さの中に今に通じるもの」を感じました。機能和声の時代ではありませんから、仕方がありませんが、続けて聴いていると耳が疲れます。

宗教音楽というより、自我が横溢している作品と感じました。おそらくこの時代においては、新しいタイプの宗教音楽だったのでしょうね。

興味深く聴いたのは、8曲目の「主が家を建てたまわずば」12曲目「めでたし、海の星」でした。

「主が家を建てたまわずば」は10声でできているのですが、5声ずつ2手に分かれます。音響的にステレオ効果を狙っていて、音の厚みがすごい。うわーぁあんと音が広がります。

この時代にして、画期的なことをやっていたんですね・・・

「めでたし、海の星」は、有名なグレゴリオ聖歌が元曲となっているんです。曲も良いと思いましたが、ポエムも素敵でした。最近は合唱の演奏会で、外国語の歌詞の場合、字幕がでるんですね?私、しばらく音楽から離れていた間に、機材が進歩しており、驚きました。

この曲の、「海は天の扉」という言葉「鎖を解いてくれる」??(うろ覚え)に共感を覚えました。というのは、カードに似た絵柄があるからです。タロットの月のカードは、私の持っているデッキでは海の絵柄です。月とは女性の暗示があり、聖母マリアのことも暗示しているのでしょうね。

ちなみにこのカードは、クリエイティブや妊娠など、生まれ出る暗示があるのです。

「鎖を解いてくれる」ついては、悪魔とか詐欺師のカードでしょう。Rならば、解放されるという暗示があります。マリアさま=海は、すべてのものを飲み込んで許してくれるってことなんでしょうね。

歌詞に注目したことは、今まで一度もありませんでしたが、多少は西洋思想を勉強したおかげで、関心をもつようになりました。

全体を通して、音の厚みがすごかったです。実はコンディションが非常に悪くて、疲れ果てていましたが、音の洪水に身体が反応したのか、演奏が終わったら体調が良くなっていました。音楽って癒しなんですね?

古楽の演奏に生で触れたのも、初めてですが、すごく興味をもちました。いい音していたんです。今書いている部分も、古楽音源を使いたいと思っています。>「雲よ 天衣無縫に遊べ」と陰陽うさぎが天に語りかけながら、指揮をとる部分です。

また演奏会に伺いたいと思いました。今度はバッハのマタイなんかがいいなぁと勝手に思っています。







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 楽曲分析と演奏 コメント(0)