制作日記~Kaoru Mizuki

2017 05
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混声合唱団adaの演奏会を聴いてきました
12/28、混声合唱団adaの演奏会にお招きいただきました。しばらくぶりに聴きましたが、以前よりお上手になられたと思いました。みなさん、場数を踏まれているのか、リラックスした演奏。これが聴衆にも、安らぎを与えてくれました。

私は、武満徹さんのソングが好きで、楽しみにして行きました。「島へ」という曲。彼独特の音づかい、特に半音の使い方に特徴があり、またシャンソン風、時代を超えて吹く風といった雰囲気を感じました。

そして次に私の作曲した、「花笑」も演奏していただきました。以前より余裕がある歌い方でしたが、一つだけ注文を出させていただくと、フレーズをおさめるときに、ほんの少しだけ余裕をもっていただくと良いかと思いました。フレーズをおさめきって、次にいく このほうがテンポの揺れ=心のゆらぎに結びついて、言いたいことがよくわかるのではないか?と思いました。

そして・・・組曲「ある真夜中に」
この曲には相当時間をかけてあると感じさせる演奏。よく歌いこまれていました。また作品も肩の力が抜けていて、おもしろかったです。

瀬戸内さんの詩の世界をよくとらえていると思う曲でした。まず、ところどころに入る、古めかしい曲調。私は数十年前の昼メロの世界を思い起こしました。そのような曲調をほんの一瞬入れることで、過去に戻す。しかしまた現代的曲調に戻り、今の世界に連れ戻す。また、途中のラフマニノフ風。これも過去と現在をいったりきたりする演出ではないか?と思って聴いていました。

メロディも、ある意味、陳腐と感じさせる部分もあるが、それは一般的な人の気持ちを表しているのではないか?サービス精神かもしれないと思って聴いておりました。思い切り歌わせるところは歌わせて、満足させる方法でもあるな、と思いました。

よくある真っ向から立ち向かっていく曲ではなく、斜に構えるというか、余裕のある大変達者な書きっぷりだと感心して聴いておりました。非常にセンスがよいと思いました。すばらしいです。

名曲と名演奏の合体、聴きごたえがありました。小曲もいいのですが、このように、少し遊び心もある、正統的な曲を主流としてやっていってくださると嬉しいですね。

アンコールで地球の鼓動をやってくださいました。2004年に世に出た曲です。横田先生やadaのみなさんと知り合って約10年が経ちますが、10年前の演奏より、大人びていて、余裕をもって歌ってくださいました。

全体を通して、肩の力が抜け、楽しめたコンサートでした。またお伺いしたいと思います。ありがとうございました。

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