制作日記~Kaoru Mizuki

2017 09
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最近の騒ぎ(交響曲「広島」など)
しばらく家を開けたり、雑多な用事でなかなか更新できませんでした。今回は音楽について書きます。

最近全国で盛り上がっている話題に、佐村河内さん、新垣さんのことがあります。検索をかけると、数秒に一つは、この話題です。私も少なからず自分が関わっている世界なので、かなり関心をもっていました。しかし、もうそろそろお開きにしなければという時がきました。来週からは仕事の準備もあり、他にもやること目白押しなので、ここに記事を書いて、自分の世界に戻ることにしました。

数年前に、交響曲「広島」というのがあると、ある音楽愛好家の方に知らされて、聴いたことがあります。youtubeに一部貼付けられていたのを、聴いたのですが、最後まで聴くような余裕がないというか、つまらなくて、やめた覚えがあります。一聴して、マーラーみたいだなと思ったことも覚えてます。

しかし・・・今どき、こんな古くさい曲を喜んで聴くというのは、ある一定の層、大昔あったJクラシック(コロンビアさんだから)のファンを対象として、売っていくんだろうなと思いました。佐村河内さんに関しては、耳が聞こえないということは知ってましたが、全然関心もありませんでした。

曲に関心がないので、作曲者にも関心がなかったんですよね。

そして、ここのところまた盛り上がっていたので、再び、youtubeで「広島」の3楽章を聴いてみました。改めて聴くと、既成の曲からインスパイアされて書いたくらいではなく、ほんとにスコアを写しただけなような?部分も見られました。私がちょっと前によく聴いていた、メシアンの「トゥーランガリア」の一部も音型そのまま貼付けられていました。

全体的にはマーラー風。みなさんが指摘されておられるように、最後のほうは、マーラーのシンフォニーの3番の6楽章と同じでした。最後で、チューブラーベルとシンバル、そしてドラがやたらと鳴り響くのですが、直接的すぎて(広島だから、原爆だから、戦争だから)不覚にも、笑ってしまいました。

この曲は、こちらを笑わせようとして作ったものではないか?とひらめいたのです。で、新垣さんのクレジットがある曲も聴いてみました。>現代音楽のほう 感想ですが、「笑い」を狙った部分もあり、ライトタッチでもあり、つかみどころがない。真っ向勝負じゃないんですね。彼の曲って。

いろんなものをぶちこむ手法なんでしょうか?

佐村河内名義、新垣名義、二つとも同じ感覚だと、あたしは思いました。同一人物の曲ですから、手法は違っても、隠せないものがある。あたしはそう信じて疑いません。


ところで・・・
この「広島」という曲ですが、同じ作曲をやる者の感想としては、かなり手抜きだなぁという印象です。自分の名前が出ないからどうでもいいと思って作曲されたのかもしれませんが、何々風であっても、それを自分の中でこなして、書くことはなさらなかったのでしょうか?

そーいう注文だったのかもしれませんが・・・

そして・・・
オリンピックの曲、高橋選手の「ソナチネ」。これも聴いてみました。ピアノとヴァイオリン。演奏が非常に良い。ピアニストは藤井一興(作曲科出身)さんなのですが、このかたは若いときから、ピアノ専門の人よりうまかったです。高校時代から、彼に勝てるピアノ科の生徒はいなかったとか?彼が一番で、ピアノ専門の人たちがぞろぞろ続く状態だったと、友人には伺ってます。

高校生のときから演奏活動をなさっておりまして、今や、作曲家としてよりピアニストとして有名。ちなみに私とも、少しばかり話させていただいたり、演奏会に伺ったりしましたが・・・音大のピアノ科の方々と一緒の演奏会、彼がダントツでした。聴くのが楽しみなピアノでしたね。
そのくらい、凄い人なんです。

記憶に残っているのが、ラヴェルの「クーブランの墓」のトッカータ。


ヴァイオリンは大谷さん。このかたは一年上だったか・・・とてもお上手な方です。

曲についてですが、みなさんが仰るように、ロマン派一色。特にシューマンの色が濃いです。シューマンの音型が耳につきます。そしてラフマニノフっぽい部分も少しあるか?と思いました。しかし、やはりライトタッチな印象です。曲が前に出るのではないんです。それでも、普通に聴けば、情熱的だと思われるのは、演奏のせいだと思います。

演奏は前にがんがん出てました。演奏が良いので、遠慮がちな曲も情熱をもって聞こえているんですね。

そんなわけで、新垣さんは、とてもおとなしく、遠慮がちで、自分を前に出さなくても満足している人とお見受けしました。佐村河内さんに脅されて、書いていたようですが、私は、お二人とも、似た者同士ではないかと感じました。お二人とも弱い部分がある。気持ちが分かち合えるというか、だからこそ、18年も続いたのではないかと思います。全然違う者同士なら、続きません。

どちらが悪いということはないのかもしれません。

私は人生というものは、決まっていると思います。お二人が出会うことは決まっていたんだと思います。今後のことも、お二人の人生にとって必要なことが起きるでしょう。

そう思って、連日のニュースを眺めております。














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