制作日記~Kaoru Mizuki

2017 10
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山羊座冥王星の時代
オーフィアス組曲の作曲にかかりはじめています。今はキロン診療所で行われる『芽吹きの会』(震災で傷ついた動物たちを励ます会)で演奏される楽曲を制作中。2012年に作った合唱曲ですが、最近になってぶっ壊しました。

2012年の曲は軽すぎて、キャラクター(作曲と演奏はうさぎ)のイメージに合わないと判断したためです。今は、ベートーベンの第九交響曲から影響を受けての作曲。まだ全部は音にしていませんが、大体のことは決めました。

全体の流れについてですが、古典から現代にいたるまでの音楽の歴史をみておく必要があると思い、今まで食わず嫌いで聴くことが少なかった、後期ロマン派の作品も聴いています。また、前衛音楽にしても、何にしても、音楽史の流れの上にあるものは、前の時代の影響なしにはありえないことを確認しています。

今は、自分流というか、自分独自の作品を作る時代なのでしょうけれど、それでも自分自身の語法で作曲するには、前の時代を振り返ることは大切かと思います。自分の内にあるものだけで、曲を書いて、良いものができるとは思えないです。

そして・・・最近になって、シュトックハウゼンではないですが、12占星術の勉強も再開しました。(正確には先生のおすすめで、自分が望んだわけではありませんでしたが、偶然こうなってしまいました。)2013年はカードが主流で、12占星術はほんの少しかじった程度でしたが、最近になって師匠のご厚意で、あるサイトの文書の添削をさせてもらう機会を得ました。昨年のように定期的に習うことはありませんが、天体図をみながら、文章を分析することは、12占星術の考え方の元になった思想や、西洋クラシック音楽にも通じる事柄を発見することがあり、興味深いです。

12という数字は西洋の文化の元にあるものかと感じます。12音技法、シェーンベルクで有名ですが、(本当はこの方の前に作った人がいた)彼は、12占星術に大変な関心を抱いていたとか?思想的には占星術から少なからず影響を受けたのでしょうね。今や、12音技法を主流とする作曲家はほとんどみられず、過去の産物となってしまいましたが、歴史的には重要な位置にあるものだと思います。

その後、ブーレーズやケージなどが出てきて、偶然性の音楽なども現れ、無機質なもの=乱暴にいえば作曲の必要がない曲?が中心となっていきます。今は、メロディの時代ではなく、音色の時代であるということ。ポピュラー、クラシックの、ジャンルの分け隔てなく、同じことを追求しているとよく思います。

音楽のジャンル分けをして、聴いたり、作ったりするのではなく、また音楽だけに固執するのではなく、異分野の考え方も取り入れて、作りたいと思い始めたのは昨年あたりからですが、今年はこれを実際に音にしていく時にきたと思っています。まだまだ考えている最中ですが、生まれて初めて、作品らしい作品を作れるチャンスを得たのだと思います。

占星術では今は冥王星山羊座の時代です。これは山羊座に冥王星が入ったという意味です。冥王星には、破壊と再生をつかさどる働きがあり、過去に良いと言われていたことが破壊されて、意味をなさなくなり、新しいものが現れ、再生していくのです。今までの常識が通用しなくなる時期。間違ったことは正され、本当の意味で正しいことが主流になる。本音と建前ではやっていけなくなるのかもしれません。

音楽の世界も、今までのようなやり方でやっていくことは大変難しくなっていますし、もう元に戻ることはないと思っています。創作をやっている方も、新しいことに挑戦して、自分を根こそぎ変えていく必要があるでしょう。

次回からは、参考のために聴いている曲のことも書いていきます。

















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