制作日記~Kaoru Mizuki

2017 07
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シンフォニア タプカーラ
しばらく実家に戻っておりました。両親が高齢のため、いろいろと手伝うことあり・・・何かと忙しいのです。その間、夜になるとほぼ毎日、音楽を聴いておりました。伊福部先生の有名曲シンフォニア タプカーラ 後を引きます。

何度も聴きたくなるのは名曲の証拠でしょうね。何度も聴いているのですが、まだ聴き込み方が足りないせいか、考え込むところもあります。それは、接続部分。ぶったぎってつなぐ方法、流れるようにつなぐ方法、など基本的なつなぎ方はありますが、そういう常識ってゆーのが先生の曲には必要なのかどうか、まだわかりません。もっとよく聴かなければならないと思っています。

3楽章、最初のほうでぶったぎってつなぐところには、度胆を抜かれております。またメロディで非常に印象的な部分がありますが、これをいつの間にか耳が覚えてしまい、作曲中の曲に同じではないですが、反映されてしまっておりました。

この先生のメロディは身体に残ってしまいます。聴いていると知らずに身体に植え付けられている何かがあるのでしょう。しかし、伊福部先生の真似はなかなかできないものです。血が違うと感じます。

お弟子さんの堀井くんの作品も聴いてみました。以前からたまに聴いていたのですが、注文を受けて書いた曲、独自路線がはっきり出ている曲と二分されています。全体的に、伊福部先生の色は薄いです。先生は自分は何者であるか、はっきり主張されていたと思います。

堀井くんのは、自分というものを決めつけず、遠くから眺めているように感じました。今はまだ決めつけたくない時と感じました。そして都会的というか、毒々しい感じがしない。自然体で音楽を揺らせている。こうしてやろうではなく、聴衆の耳にゆだねる態度、それを強く感じましたね。伊福部先生とは別の方向に進んでいきたいという思いがあると感じました。

堀井くんの曲でよいと思いましたのは、三人のフルート奏者のための「オブジェ」 です。きっとこの方向性から発展していかれるのではないでしょうか?

人間は変化するものですから、そのうち作風も変わっていくのでしょう。ほかの弟子さんの作品も聴いたことがありますが、みなさん独自路線を歩んでおられました。きっと伊福部先生はそれを望んでおられたのでしょうね。

それから・・・伊福部先生の曲を土俗的と書いている方がいました。私はそうは思わなかったです。土俗的とみせかけて、品のあるモティーフを積み重ねておられる思ったのですが・・・私の感覚がおかしいのでしょうか?


今は津波の曲を先にすすめていますが、作っているうちに違う場面にあうモティーフができました。それはおいといて、津波。第何波というように、どんどん押し寄せるのですね。大津波を船が乗り越えていく場面をみました。すごいものです。これを曲にしたいと思いました。先生のオスティナートも心の片隅で鳴っています。

では近いうちにまた書きます。

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