制作日記~Kaoru Mizuki

2017 11
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才能と時の運
もうじき、メビウスの調べという曲が完成にこぎつけます。mizune笛(架空の楽器)とピアノの曲です。ヘテロフォニー的手法を交えて書きました。

猫のオレンジの亡き母ゆりえが虹渡りを終え、天空の入り口にたどりつきました。夜空を見上げていると、星たちが五角形の馬車(ぎょしゃ座)を形作り、流れていきます。オレンジゆりえの天空での旅の始まりを祝福するために、笛を吹きます。ここで演奏される曲です。

今月は別の曲も音にしていきます。作曲、少し手慣れてきました。今やっと、長丁場に耐えられるような力が、つきはじめてきたところだと感じています。

ところで・・・
伊福部先生の日本組曲 特に第一曲目が印象深いです。先生の若いときの作品ですが、生まれつき観察力が鋭い方だったのではないでしょうか?ちょっとした休符の使い方、音色の変化、和声の使い方などから、無理にテクニックで押したのではなく、お祭りをよく観察して書いたものではないかと思いました。

聴き方によっては、ラデッキーマーチ風でもあります。ピアノの和声のつかみ方は、ギター風でもあります。

いずれにしても、才能がある人だなぁと思いました。休符、音域のことなども、「こうやるものだ」と教わったわけではなく、自分の感覚に従って書いていたということはすごいものだと思いました。

ただ、このような手法でずっとやっていくことは相当大変です。いつかはやることがなくなってくるのではないか?とも思いました。そのとき、普通の人間は別の方法に活路を見出したりして、逃げるのですが、先生は逃げなかったんですよね。

時代的にも良かったのではないかと思います。つまり、運も後押ししたのでしょう。運というのは、「時=いつ」が大切です。時代的に必要とされているときに出たらうまくいくのですが、全く時代に合わないことをやっていても、何も話題になりません。

じゃあどうしたらいいの?と思われるでしょうけど、考えても誰もわかりません。考えてもわからないのが、人生というものではないかと思っています。思わぬ方向に大概は行ってしまいますね。自分で方向を定めて、そのとおり歩んでいける人が、果たしているのかどうか??

作曲でもどんなものでも、生まれ持った運が必要だと思います。人間、不公平にできていますが、そういうものではないでしょうか?自分の手がけているジャンルに違和感を感じる場合は、いち早く方向転換することも、自分を知ることの第一歩かもしれません。見切ること=転機を生かすことの一つだと思います。

日本組曲についてですが、来月譜面を入手して、音を出して眺めてみようと思いました。譜面をみるのが楽しみです。






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