制作日記~Kaoru Mizuki

2017 05
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イェルク=デームス ピアノリサイタル
20日、イェルク=デームス氏のリサイタルに伺ってまいりました。日経ホール、音響効果が非常に良い。しかし、この日は客層があまり良いとは言えなかったです。帰り際、もう少し高くても良いのでは?と思いました。

デームス氏は89歳。私の母と同じ年です。飛行機に乗って日本までいらっしゃるだけでも凄い。それだけではなく、演奏活動をあちこちでやるという、バイタリティにも驚きます。ピアノにたどりつくまで、大丈夫かなぁといった雰囲気でしたが、演奏に入ると、ご自身の世界で遊んでおられると感じました。

ご高齢なので、ミスもありますし、あちこち危なっかしいところも多いのは仕方がありません。

そういうことはおいといて・・・
この方は、「歌の人」との印象を強くしました。第1曲目の、バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」から、歌があちこちから聴こえるように思いました。最終に向けて、かっちりとまとめようとする意図が感じられましたが、導入部分は、本当に幻想的で、タイトル通りの演奏をしていただきました。

全体を通して、音価が正確ではない。だからといって直してほしいとは思いません。それを言ったところで、直してくださるような方ではないとお見受けしました。演奏から、大変頑固であると感じました。音価、リズムなどについては、なぜか高齢の演奏家の方、みなさんが、同じようになるのは、腰が弱るせいでしょうか?

このような不正確さを超えて、歌が満ち溢れた演奏でした。

最も良かったのは、最後の「トロイメライ」でした。正直申し上げて、このような素晴らしい演奏を聴いたことがありません。やはり、この先生は、シューマンのような歌心をもつ作家が得意なのでしょうね?絶品でした。

傷はあるものの、フランクが聴けた事が良かったです。音が美しいのですね、フランクって。元々大好きな作家です。

全体を通して感じた事。正統派ですが、年齢のためにコントロールがうまくいってないのでしょう。若い時の演奏を、CDで聴くのがよろしいかと思います。

2017年は、私が良いと思った演奏会にたくさん足を運ぶこととなりそうです。秋には「冬の旅」を聴きにいきます。来月以降も、良さそうな演奏会には、行ってみるつもりです。







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