ひらめきと直感とは、全く違うことを表していると知りました。最近亡くなられたホーキンス氏、京大の山中先生などの記事を見ていたところ、ひらめきと直感によって偉業を成し遂げたと、書かれていました。
調べましたところ、ひらめき=顕在意識、直感=潜在意識であるそうです。顕在意識とは目に見えたこと、潜在意識とは目に見えない部分(普段は意識していない)を表しています。
たとえば、1 3 □ 7 9と数が並んでいて、□に入るのは何?という質問があった場合、5という答えが導きだされます。理由は「奇数が順番に並んでいる」からです。このように理屈で説明がつくことを顕在意識とよびます。学習していれば、判断ができることでもあります。
一方、潜在意識とは自分でも説明がつかないけれど、なんとなく浮かび上がってくる事実を指します。この無意識の領域を活性化するためには、長年にわたる修練が必要になるようです。そうでなければ、優れた直感力を発揮することはできない。
将棋、囲碁、スポーツ、科学、そして音楽においても、直感力を鍛えることが最も大切であると思います。前回の記事に記しました、楽曲分析においても、同様です。分析の方法をみて、その方がどんな曲を書いているか、予測できるのではないかと考えております。
外側と内側からのアプローチが組み合わさって、はじめて、曲がわかると言えるのでしょう。そこまで到達するには、
「体験の積み重ね」が必要です。ものの本を読んだだけでは、わかったことにはなりません・・・体験の積み重ねによって、内側が開かれ、他者のことが(音楽ならば曲や演奏)本当の意味で理解できるようになるのでしょう。
前回の記事。トロイメライの分析をされていましたので、読んでみましたが・・・確かにC-Fの組み合わせが中心となっています。しかし、低音域では、F-Cという音の組みあわせが、こだまのように響きます。この組みあわせの上で、メロディが展開されていきます。
頭でFの音が2オクターブ下で重なり、次の和声ではC&Fが1オクターブ下で響く。
C-F F-Cの暗示が、中間部分では別のメロディとなって姿を変え、幻想の世界に奥深く誘い込むように、発展させていく部分もあります。譜例をはっておりませんので、理解し難いものがあるでしょうが・・・
独自の分析をすることができれば、自然と面白い創作ができたり、演奏も変化してくるのではないかと睨んでおります。
音楽だけではなく、考え方も変化していくのではないでしょうか?
次回からは、譜例入りで分析してみます。
調べましたところ、ひらめき=顕在意識、直感=潜在意識であるそうです。顕在意識とは目に見えたこと、潜在意識とは目に見えない部分(普段は意識していない)を表しています。
たとえば、1 3 □ 7 9と数が並んでいて、□に入るのは何?という質問があった場合、5という答えが導きだされます。理由は「奇数が順番に並んでいる」からです。このように理屈で説明がつくことを顕在意識とよびます。学習していれば、判断ができることでもあります。
一方、潜在意識とは自分でも説明がつかないけれど、なんとなく浮かび上がってくる事実を指します。この無意識の領域を活性化するためには、長年にわたる修練が必要になるようです。そうでなければ、優れた直感力を発揮することはできない。
将棋、囲碁、スポーツ、科学、そして音楽においても、直感力を鍛えることが最も大切であると思います。前回の記事に記しました、楽曲分析においても、同様です。分析の方法をみて、その方がどんな曲を書いているか、予測できるのではないかと考えております。
外側と内側からのアプローチが組み合わさって、はじめて、曲がわかると言えるのでしょう。そこまで到達するには、
「体験の積み重ね」が必要です。ものの本を読んだだけでは、わかったことにはなりません・・・体験の積み重ねによって、内側が開かれ、他者のことが(音楽ならば曲や演奏)本当の意味で理解できるようになるのでしょう。
前回の記事。トロイメライの分析をされていましたので、読んでみましたが・・・確かにC-Fの組み合わせが中心となっています。しかし、低音域では、F-Cという音の組みあわせが、こだまのように響きます。この組みあわせの上で、メロディが展開されていきます。
頭でFの音が2オクターブ下で重なり、次の和声ではC&Fが1オクターブ下で響く。
C-F F-Cの暗示が、中間部分では別のメロディとなって姿を変え、幻想の世界に奥深く誘い込むように、発展させていく部分もあります。譜例をはっておりませんので、理解し難いものがあるでしょうが・・・
独自の分析をすることができれば、自然と面白い創作ができたり、演奏も変化してくるのではないかと睨んでおります。
音楽だけではなく、考え方も変化していくのではないでしょうか?
次回からは、譜例入りで分析してみます。
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