制作日記~Kaoru Mizuki

2018 02
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ヤンソンス&バイエルン
2018年秋に、来日が決定しているようです。ただ、ヤンソンス氏は、たまに体調を崩されるようですし、高齢なので心配です。彼の演奏は、youtubeで拝聴していますが、現地に行きたくなるほどすばらしい。

ウィーンフィル+ヤンソンス氏の演奏で、フィガロの結婚序曲。流麗で音が美しい。日本の交響楽団も良いと思いますけれど、何かが大きく違います。上手、下手、抜きにして、音色や音楽に対するアプローチそのものが違うように感じます。気候の違いもあるのでしょうが、強弱ひとつとっても、感覚が違うと思います。

演奏者の環境が違うから、たとえ名指揮者の棒であっても、そうは簡単に変わらないのでしょうか?食べ物、気候、勉強方法などなど・・・

上記とは別に・・・今年はマーラーなぞを、ヤンソンス 氏の指揮で聴こうという勇気が出てきました。私は、マーラーが大の苦手なのです。あの一種独特の感覚が、好きな人にとっては、素晴らしいのでしょうが、私にとっては重いのです。

1番を聴いて根をあげてしまいました。でも、このままでは、死ぬまで良い演奏にも触れず、終わってしまいそう。ヤンソンスさんとバイエルンの公演を機に、マーラーを見直してみようという意欲がでてきました。CDで聴く勇気はありませんので、生演奏から入ります。それほど、私にとって、マーラーは鬼門的なものなのです。

ところで・・・創作のこと。以前の生活に戻りました。そんなに簡単に曲は書けませんので、以前と同様四六時中、ピアノや机の前に詰めている状態となっています。昨年中に終わらせる予定だった場面も、ようやく、気に入った曲調に落ち着き、コーダに近づいています。やっとこれで1曲の1/3くらいのところ。

見つめ直し、考え直し、ヤンソンス氏やウィーン少年合唱団なぞの演奏から影響を受け、もっと肩の力を抜く部分が必要かと思いました。そういう部分もこれからさっさと作り、いわゆる大曲は、あと数ヶ月で終わりしようと考えています。
今までどうしても完成しなかった作品も、ようやく終わりを迎えるでしょう。何事も終わりってあるものです。

昨年末、笛を吹いてくださる方の応援を得ることができ、だいぶ楽になったと思います。うまくいかなかったことも、一段落です。

私も、多くの経験を経て、計画より(どうしても欲が入ります)自然の流れにのっとっていくことによって、思う方向に進めることを知りました。時がくれば、必ずその人にあった道が開けてきます。それまで右往左往するより、じっとがまんして、やるべきことを進めることが大切だと思います。





 ピアノ以外のジャンル コメント(0)
notion6(譜面作成ソフト)



昨年末から、ちょっとした仕事で、notion6を使いました。ネットのあちこちで、このソフトのレビューがありますが、正確ではありません!

ネットでは、コード入力は音符のないところには書けないとの指摘がありました。それはたぶん、1種類の方法のみで書き込んでおられるのではないでしょうか?このソフト、コード入力には、2つの方法があります。

ひとつめは、画面右上のC7とある部分をクリックして、コード名を自動入力する方法、ふたつめは、下部のペインの左側(リハーサルマーク、歌詞、コードetc)を使って打ち込む方法があります。このふたつを使い分けることにより、譜面のどこにでも、コードを入力することができます。コードだけではなく、メモも書き込むことができます。

また、音符の入力に、リアルタイムでキーボードを弾いて打ち込むことは難しいと書いておられる方もありました。私の経験によれば、リアルタイムが最も早く打ち込めると感じます。たまにバグが出ることもありましたが、その場合は、マウスやペンシルでの手書き入力を併用すれば、大丈夫です。

ほかには・・・・
大したことはできないとの指摘もありました。私は現代音楽的な譜面が必要でなければ、このソフトだけで十分だと思います。一昨年は、簡単ではないピアノ曲も打ち込むことができています。スラーなどはかけづらかった覚えがあります。このような時だけペン入力を使うか、もしくは他のソフトを使う選択肢もありますね?

私は他の、有料ソフトはもっておりませんので、今のところはnotion一つで全て仕上げております。少し前まで、全て鉛筆書きだったものですから、だいぶ楽になったことは否めません。特にパート譜作りが楽になりました。昔はパート譜も手書きだったのです。

そのうち、他のソフトも使うことがあるかもしれません。いろいろと比較検討していますが、どれもこれも帯に短し、たすきに長しでございます。

それから・・・6になってから、日本語マニュアルがないと書いておられる方もおりましたね。私は5のマニュアルで十分だと思います。変わったところといえば、midiの譜面をわりときちんと、読み込めるようになったことや、手書き入力ができるようになったことでしょう。

上記のように、特殊な譜面でない限り、このソフトで完結すると断言できます。私に限っては、今後は、スタジオ1 と、デジタルパフォーマーとの3つどもえでやっていこうかな・・・と考えているところです。

参考になれば幸いです。
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今年もよろしくお願いします
父の喪が明けておりませんので、新年のご挨拶はいたしません。ご無礼をお赦しくださいませ。

2018年は、昨年宣言しましたように、音楽の仕事へ完全復帰いたします。昨年末には、立ち位置をはっきりとさせるような出来事があり、今は進んでいくだけとなりました。私は、器楽、特にピアノの仕事を望んでおりました。しかし、1997年頃より約13年ほど、教育用合唱作品というご縁のない分野を手がけてしまいました。

元から全体主義といいましょうか、みんなでご一緒にというのは、大の不得意でした。義務教育も嫌いで、絶対に「学校で教える仕事だけはしない」と心に決めておりましたのに・・・思いとは裏腹な行動をとってしまいました。書いているときも、葛藤を抱きつつけていました。

上記の仕事を「やめる」と伝えたときには、「曲の演奏回数が少ないから、張り合いがなくてやめるのではないか?」などと言われたこともあります。そんなことはどうでもよく、とにかくあの世界から脱出したかったということが本音です。

2010年に教育用作品から撤退し、関係は切れたと思っていた、かつての会社から、4年ぶりにしつこく??連絡がきたこともありましたね。そういうめんどうなこと、嫌な気持ちから逃れられ、私生活にも決着がついたのが、昨年です。

西洋占術では、7年ごとに節目を迎えるといいますが、まさにそうでした。2017年に、新たな小道が目の前にひらけ、過去の嫌な思いが払拭されていくのを、感じました。念願であった、器楽の世界に、(教材なんかではなく)足を踏み入れることができると思うと、こんな嬉しいことはありませんでした。

しかも、マニアの世界ではなく・・・ポピュラリティのある世界へと入っていけるのは嬉しい限りです。これも、自作品を作っているという、自信から生まれたものであるのかもしれません。

今年は、自作品、他者の作品、2つの世界でやっていくと思います。2018年が終わるころ、余裕をもって振り返ることができるほどの年になると確信しております。

今後は器楽曲の編曲、演奏者のオリジナルのメロディに味付けを加えたりといった仕事をしていきます。そのようなご希望があれば、喜んでお引き受けいたしますので、ご連絡ください。お待ちしております。
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エマール氏のCD 6枚組 


上記のCDを買い求め、楽しんでおります。ドビュッシー ラヴェル アイブズ ブーレーズ ベルク メシアン リゲティ カーターと盛りだくさんです。先日のコンサートの曲目、「20のまなざし」by メシアンも含まれております。

実はこのCDをてに入れるまでには紆余曲折ございました。一度目は、日本国内で買ったのですが、同じCDが2枚入っていた不良品。二度目は、アマゾンでしたが、英国から送付していただきました。

今はまだドビュッシーしか聴いていませんが、凄いです!今、作曲されたかのように、響きます。テクニックは、以前と同様、人間シーケンサーです。音の粒立ちが明瞭で、早いパッセージも全て聴き取れるほどです。作曲家の立場になって、演奏しておられ、無駄がないと感じます!

洗練され尽くした演奏だと思います!!お聴きになれば、あなたの感性はよりいっそう高まると思います。創作へのインスピレーションや意欲も湧くのではないかと、思います。

このCD、おすすめだと思います。お安いですし、手に入れて損はないと思います!
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音楽に集中できる環境となりました
2017年も終わりに近づき、ようやく音楽に集中できる環境を手に入れました。時間に余裕ができ、気持ちの余裕も生まれました。私の場合、2つのジャンルを同時に手掛けていくことは、難しいと思いました。

年末にきて、偶然のきっかけにより、音楽へと逆戻りすることができて、感謝しています。今年は父の死とその後の処理や、遺産相続の大変さに押しつぶされましたが、曲は良き方向へと向かい、現在手掛けているオーフィアスバリエーションは、以前に書いたひどい状態を、記念としてとっておきたいと思えるほど、まるで人が変わったような出来上がりになってきました。

「これなら大丈夫だろう」というところまできました。来年頭までかかると思いますが、1/3の部分まで手直しし、一旦筆を起きます。そして、以前から書いておりますように、ピアノデュオの曲にかかります。この曲も、オーフィアス中の1曲です。

曲のことはさておき、悟ったことがあります。たとえば、誰かから嫌がらせを受けたり、損害を被ったとします。相手を恨み、仕返しをする方も多々おられることでしょう。今の私の考えとしましては、ご自身の手を汚す必要はないということです。

放っておけば自然と、相手方は、受けた仕打ちと似たような状況になることを発見いたしました。世の中はぐるぐる回っているのかもしれないと、感じました。何か損害を被ったから仕返しをしては、もったいないとも感じつつあります。このエネルギーをよそに向けることは、相手への執着を解く鍵でもあるのですね・・・

上記のような出来事を、12月に入ってから体験いたしまして、ここに書かずにはいられなかったのです。因果応報、あるのかもしれないです。

さて・・・今年の音楽体験で、最もすごかったもの。それはエマール氏のピアノによるメシアンの「20のまなざし」でした。私の人生を変えた曲であり、演奏でした。この曲をきっかけとして、30年以上も前に購入したメシアン氏の対談集「現代音楽を語る」を読み直してみました。

昔、わからなかったことが、今は大いに共感をもてるようになりました。彼が自然の声を重視している背景には、囚われの身であったことが影響しています。人は、何もかもなくして、初めて、自然から学ぶことができるんです。私も2015年には、大変な苦労をしまして、メシアン氏の感覚を共有できるようになりました。

何事も体験してこそ、共感できるという、シンプルなことを理解できるようになったのです。苦難の中で喘いだとしても、それは脱皮へのプロセスであるのです。みなさんも、思うようにいかないことがあるかもしれませんが、受け入れてみましょう。必ず、新しい扉は開かれます。

以上、私の体験と考えを書いてみました。読んでいただければ幸いです。





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